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ドキュメンタリー映画『私は、マリア・カラス』 プライベートで歌うマリア・カラスの貴重映像が公開

2018/12/20 15:49掲載
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私は、マリア・カラス (c)2017 - Elephant Doc - Petit Dragon - Unbeldi Productions - France 3 Cinema
私は、マリア・カラス (c)2017 - Elephant Doc - Petit Dragon - Unbeldi Productions - France 3 Cinema
世界で賞賛された偉大なオペラ歌手マリア・カラスの人生を紐解くドキュメンタリー映画『私は、マリア・カラス(原題:Maria by Callas)』。プライベートで歌うマリア・カラスの貴重映像が公開されています。

本作は、監督のトム・ヴォルフが3年に渡る〈真のマリア・カラスを探す旅〉で入手した、彼女の未完の自叙伝やこれまで封印されてきたプライベートな手紙、秘蔵映像や音源がふんだんに使用され、作品内の実に50%以上が“初公開”素材で構成されています。

今回公開された映像は、その初公開素材の中から、プライベートで訪れたギリシャのレフカダ島の村祭りに飛び入りで参加し、歌唱するマリア・カラスの姿をとらえた本編映像。

1964年に撮影されたこの映像は、恋愛関係にあったギリシャの海運王オナシスとのクルージング旅行の途中でギリシャのレフカダ島にたまたま立ち寄ったカラスが、地元のお祭りで歌を披露する姿をとらえたもの。ピアノしかないような小さな広場で、「カヴァレリア・ルスティカーナ」のアリア「ママも知るとおり」を歌い上げています。

映像には「この2か月、口を開けるのは笑うため。歌の練習はお休みです。歌詞に自信がありませんが1曲歌います。歌詞カードがあるので何とかなるわ」と自然体で挨拶するカラスの姿が。しかし、ひとたび曲がはじまると、一瞬でプロの顔に切り替わり、オペラの舞台さながらののびやかな歌声を披露しています。

映画『私は、マリア・カラス』は12月21日から東京・TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国で順次ロードショー。



以下は以前に公開された映像

予告編映像


予告編映像
●『私は、マリア・カラス』
12月21日、東京・TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国で順次ロードショー

“マリアとして生きるにはカラスの名が重すぎるの―”

むき出しの魂でうたい、愛した世紀の歌姫(ディーバ)の<告白>。
紐解かれる未完の自叙伝、封印された手紙、秘蔵映像・音源の数々。
誰も知らないマリア・カラスがここに。

(c)2017 - Elephant Doc - Petit Dragon - Unbeldi Productions - France 3 Cinema