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『ブラタモリ』新春アンコールSP 「宮崎」「京都・宇治」「箱根の温泉」放送決定

2018/12/20 07:28掲載
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ブラタモリ
ブラタモリ
『ブラタモリ』新春アンコールスペシャル放送決定。「宮崎」編、「京都・宇治」編、「箱根の温泉」編がNHK総合で2019年1月2日(水)に放送されます

■『ブラタモリ』新春アンコールスペシャル

●宮崎
〜なぜ 宮崎は“南国リゾート”になった?〜
初回:2018年3月24日
新春アンコールSP:2019年1月2日(水)午前8:55〜
※地域によって放送時間が異なる場合があります



ブラタモリ、宮崎へ!
宮崎といえば、いまでプロ野球やサッカーのキャンプ地としておなじみですが、かつては「新婚旅行といえば宮崎」と言われた人気の観光地です。最盛期の昭和40年代後半、青い海やヤシの木に憧れてハネムーンにやってきたのは、全国の新婚旅行客の4割にもなったほど。
しかし、日本でいちばん南にあるわけではない宮崎が、なぜ「南国リゾート」として人気を集めたのでしょうか?そこには、不思議な大地の営みが大きく関わっていました。宮崎がリゾートとして愛される秘密を、タモリさんがブラブラ歩きながら解き明かしていきます。
まずは、宮崎のシンボル・青島へ。青島といえば、ゴツゴツと海岸に広がる「鬼の洗濯岩」と、ジャングルのように亜熱帯植物が生い茂る壮大な森。古くから信仰の対象としても大切にされたこの小さな島こそが、「南国リゾート」のすべての始まりだった・・・っていったいどういうこと!?
南国ムードをかもし出す、宮崎の海岸線のいたるところにあるヤシの木・フェニックス。実はこのフェニックスは、昭和のはじめに人の手によって植えられたもの。そのヒントになったのは、なんと「東海道五十三次」だった?そして美しいフェニックスの並木が楽しめる名所・堀切峠で、なぜかタモリさんが大興奮!?突然よみがえった50年前のタモリさん学生時代の驚きのエピソードとは?
宮崎の新婚旅行ブームは実は江戸時代からあった!新婚夫婦あこがれの神社でタモリさんが発見したのは、800万年前の自然が作り上げた奇跡的な現象だった!
さらにサーファーの憧れの地でもある宮崎。サーフィンにピッタリの波が、宮崎の海岸に押し寄せる理由、それも宮崎の不思議な地形が関係していた!?

●京都・宇治
〜なぜ 宇治は“天下一の茶どころ”になった?〜
初回:2018年5月5日
新春アンコールSP:2019年1月2日(水)午前10:15〜
※地域によって放送時間が異なる場合があります



ブラタモリ、京都の宇治へ!
宇治といえば、なんといってもお茶。高級抹茶の産地として鎌倉時代からの伝統を守り続ける「お茶どころ」です。しかも国宝・平等院鳳凰堂や『源氏物語』の舞台としても知られる、風光明媚な観光地でもあります。京の都からほど近い宇治が、お茶で天下に名を知られるようになった理由を、タモリさんがブラブラ歩きながら解き明かします。
旅の始まりは、町の中心を流れる宇治川のほとり。800年の歴史を誇るお宝いっぱいの茶屋で、まずは抹茶を一服!そのお味は?
続いては、宇治のシンボル・平等院鳳凰堂へ。10円硬貨でもおなじみの国宝の美しい建物ではなく、その前に広がる池に、宇治がお茶の産地になった秘密が隠されていた・・・ってどういうことでしょう?
町なかを歩くタモリさんが発見した「見えない川」とお茶の関係とは?
室町時代の将軍がお墨付きを与えた茶畑に潜入!宇治のお茶の味をよくしたのは、タモリさんが大好きな「河岸段丘」だった?
お茶を扱う商人・茶師のあいだで脈々と受けつがれた「秘伝」に、タモリさんも脱帽?

●箱根の温泉
〜箱根はなぜ NO.1の温泉に登りつめた?〜
初回:2018年10月6日
新春アンコールSP:2019年1月2日(水)午前11:00〜
※地域によって放送時間が異なる場合があります



箱根を訪れるのは3回目になるブラタモリ!今回は温泉です。
箱根の年間温泉入湯客数は、なんと553万人!全国でダントツ1位ですが、江戸時代の番付では幕内の「前頭」でしかありませんでした。箱根の温泉は、なぜNO.1に登りつめたんでしょう?タモリさんが箱根湯本や強羅の温泉街を登山電車やケーブルカーでめぐりながら、知られざる“箱根の一大開発計画”に迫ります。
まずは「箱根温泉発祥の地」へ!実は江戸時代まで箱根湯本の温泉街は今の箱根湯本駅から少し離れた所にありました。奈良時代に発見され今も使用されている源泉。それを管理しているのが江戸時代から続く箱根湯本の旅館です。かつて箱根の旅館には「七湯の枝折(しおり)」という巻物が置かれていました。①湯本、②塔ノ沢、③堂ヶ島、④宮ノ下、⑤底倉、⑥木賀、⑦芦之湯。古くからある箱根の7つの温泉、それぞれのお風呂の入り方を書いたルールブックです。タモリさんはその挿絵に興味津々!後に、この枝折が人々に意外な使い方をされるようになります。その使用方法とは・・・?
続いて最新型の登山電車でタモリさんが向かったのは終着駅の「強羅」。今では温泉地として有名ですが、もともとは箱根七湯にも入っていない巨石が転がる荒地でした。そこを明治時代、最高級の高原リゾートとして開発する計画が持ち上がったんです。別荘地のために登山電車をひき、日本初のフランス式庭園「強羅公園」を造りました。強羅から見える「大文字焼き」も、今では当たり前の「温泉」も全て別荘のために用意されたものだったんです。今回は特別に今も残るかつての別荘にお邪魔しました。広さ600坪!高低差と巨石を利用した独特の佇まいにタモリさんも「素晴らしい!」を連発!
強羅の最高級高原リゾートのために用意されたものはもう1つあります。実はそれこそが箱根がNO.1温泉になるための重要な役割を果たすことになるんです。強羅からの急勾配を上るためケーブルカーに乗ったタモリさん。そこで気づいたものとは・・・?
箱根の山に点在する温泉の多くは、川沿いの比較的なだらかな斜面。なぜその場所ができたのか?
そして、かつて強羅の別荘地に温泉を用意したその方法とは!?
地形、地質、街の開発、そして乗り物!ブラタモリの魅力満載の「箱根の温泉」お楽しみに!

■番組ページ
https://www.nhk.or.jp/buratamori/index.html