『ブラタモリ』 「福井県 東尋坊・恐竜」編&「東京・豊洲」編が放送決定。「東尋坊・恐竜 〜東尋坊 恐竜 福井名物はなぜ生まれた?〜」編が12月8日(土)に、「東京・豊洲 〜TOKYOサポーターは豊洲にやってくる!?〜」編が12月15日(土)にNHK総合で放送されます。
■NHK総合『ブラタモリ』
●「東尋坊・恐竜 〜東尋坊 恐竜 福井名物はなぜ生まれた?〜」
2018年12月8日(土)午後7時30分〜8時15分

今回の舞台は、福井県。大迫力の断崖絶壁・東尋坊と、日本有数の恐竜化石の産地として知られています。二大福井名物はなぜ生まれたのか? そこには情緒豊かな港町・三国の存在が…? タモリさんが福井の魅力を解き明かします。
まずは東尋坊の断崖絶壁へ。高さ25m、目もくらむ眺めにタモリさん絶句! 上から横から海上から、岩の柱が幾重にも束になっている絶景を大堪能!気になるその正体は、地下のマグマ。でもこれほど太い柱になるのはかなり珍しいこと。実は地上に上がってきたマグマが「何か」に邪魔をされたからだったんです。それはいったい?
東尋坊のすごさは、意外なところにも役立っています。すぐ近くにある三国港、重要文化財の突堤に隠された、その秘密とは? さらに東尋坊を人気観光地に押し上げたのも、三国港だった!? 三国に眠る精巧すぎるタンスや、ゴージャスきわまりない銀行も登場!
もうひとつの福井名物、恐竜。勝山市の「福井県立恐竜博物館」へ! 実はこの勝山、日本で学名がついた恐竜7種のうち、実に5種類の化石が見つかった「恐竜王国」。中には、全長10mに及ぶものも! あまりにもたくさん見つかるので調査が追いつかないほど。ザクザク採れるそのわけは、1億2千万年前の福井がかなり奇跡的な環境にあったから。ダイナミックすぎる地球規模の理由とは? タモリさんも化石の発掘に挑戦、世紀の大発見・・・なるか!? 福井の名物を生み出した大地の営みに大感動!
●「東京・豊洲 〜TOKYOサポーターは豊洲にやってくる!?〜」
2018年12月15日(土)午後7時30分〜8時15分

話題の“豊洲”にブラタモリがGO!
東京中央卸売市場が築地から移転して初めての年末年始。注目が集まる豊洲ですが、豊洲って東京のどこにあるかご存知ですか?実はタモリさんも正確には知りませんでした。一般的には馴染みのない場所ですよね。そんな豊洲にTOKYOサポーターがやってくるってどういうことなんでしょうか?今話題の町、“豊洲”の知られざる姿をタモリさんが解き明かします。
豊洲の埋立地の先端からは・・・お台場のフジテレビ、レインボーブリッジ、東京タワー、建設中のオリンピック選手村が見える晴海、そして東京スカイツリーなど、東京の名所をぐるっと見渡せる絶好のポイントです。今回、タモリさんが乗り込んだのは“水陸両用バス”。豊洲にある専用スロープから入水すると、見えてきたのは長さ3.5キロあまりの巨大な防波堤。昭和10年代、東京港の開港にあたり防波、防風のために建設されました。実はこの防波堤と東京港の建設による財政難を乗り切るため、東京をサポートする万博が計画され(日中戦争のため中止)、豊洲はその会場予定地となっていたんです。
戦後、焼け野原になった東京。その復興の要となったのも豊洲でした。東京の埠頭がある沿岸部は、すべて米軍が接収。船による東京への物資搬入は不可能です。そこで埠頭がなかったため接収を免れた豊洲の先を埋め立て、新たに埠頭を造ったんです。今の豊洲の形はこのとき完成しました。こうして船が着岸できるようになった豊洲に誕生したのは、石炭置き場(燃料)・火力発電所(電力)・ガス工場・製鉄工場。つまり豊洲は、東京復興の根幹を握るエネルギー埠頭、東京サポーターの集結地となったんです。
その後、豊洲の東京サポーターたちが次々と移転し、タワーマンションが立ち並ぶ近代的な街となった豊洲ですが、その足元に昭和の痕跡が隠れているんです。タモリさんが見つけたものとは・・・?
https://www.nhk.or.jp/buratamori/yokoku.html#fukui_tokyo