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ジ・オーブのトーマス・フェルマン、ザ・フィールド、Burtn Friedmanの来日公演が決定

2018/10/09 19:23掲載
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Thomas Fehlmann
Thomas Fehlmann
ジ・オーブ(The Orb)トーマス・フェルマン(Thomas Fehlmann)ザ・フィールド(The Field)、Burtn Friedmanの来日が決定。新イベント<LIVE IN CONCERT>が11月2日(金)に東京・代官山 UNITで開催されます。またトーマス・フェルマンとザ・フィールドは11月4日(日)には大阪・心斎橋 CONPASSでも公演を行います。

ubik presents
LIVE IN CONCERT
featuring
THOMAS FEHLMANN (KOMPAKT)
THE FIELD (KOMPAKT)
BURNT FRIEDMAN (NONPLACE / RISQUE)
produced by UNIT / root & branch


都内屈指のライヴ・ヴェニューである代官山UNITを拠点とするエレクトロニック・ミュージック・イベント『UBIK』が提起する新たなライヴ・イベントがスタート、その名もずばり『LIVE IN CONCERT』。記念すべき第一回目の出演者は、伝説のニューウェイヴ・バンドPalais Schaumburgからキャリアをスタート、盟友Moritz von Oswaldとデトロイト〜ベルリンの架け橋としてベルリン・テクノ・シーンの礎を築き、The Orbの頭脳として数々のマスターピースを生み出したマエストロThomas Fehlmannが8年振りとなるソロ・ライヴで日本へ帰還。シューゲイズ・テクノと称されメロディアスでオーガニックなサウンドはロック・ファンからも熱烈に支持され、EUダンスミュージック・シーンの屋台骨を支えるKOMPAKTを代表するアーティストThe Fieldは、Live A/V Setで参戦。Thomas Fehlmannは『Los Lagos』、The Fieldは『Infinite Moment』と共にニュー・アルバムを引っ提げての来日です。更に、Atom™とのFlanger、CANの伝説的ドラマーJaki LiebezeitとのSecret Rhythmsなど様々なアーティストとのコラボレーションで常に斬新かつ独特なサウンドでエレクトリック・ミュージックをアップデイトする鬼才Burtn Friedmanが、昨年の来日でも大好評だった7chサラウンド・ライヴを披露します。以上3アーティストが出演する『LIVE IN CONCERT』は、数多のエレクトロニック・ミュージック・イベントに一石を投じる正に試金石となることでしょう、お楽しみ下さい!

11.2 fri 東京 代官山 UNIT
Open 18:30 Start 19:30
¥4,000 (Advance) 別途1ドリンク制
Information: 03-5459-8631 (UNIT) www.unit-tokyo.com
Ticket Outlets (Now on Sale): PIA (131-608), LAWSON (74473), e+ (eplus.jp), diskunion CLUB MUSIC SHOP (渋谷, 新宿, 下北沢), diskunion 吉祥寺, TECHNIQUE, JET SET TOKYO, clubberia, RA Japan and UNIT

【関連公演】
11.4 sun 大阪 心斎橋 CONPASS
Live: THOMAS FEHLMANN (KOMPAKT), THE FIELD (KOMPAKT)
*BURNT FRIEDMAN (NONPLACE, RISQUE) の出演はございません。
DJ: Dr.masher (Mashpotato Records)
Open/ Start 18:00
¥3,500 (Advance) 別途1ドリンク制
Information: 06-6243-1666 (CONPASS) www.conpass.jp
Ticket Outlets (Now on Sale): PIA, LAWSON, e+ (eplus.jp)
メール予約: mailticket@conpass.jp に件名11/4予約にてフルネーム・枚数を送信

THOMAS FEHLMANN (KOMPAKT)
スイス生まれ。1979年にドイツのハンブルグでHolger HillerやMoritz Von Oswaldと共に伝説のニューウェイヴ・バンドPalais Schaumburgを結成。バンド解散後、ソロ活動を開始。盟友Moritz Von Oswaldとのプロジェクト2MB、3MBでデトロイト・テクノのオリジネーターBlake BaxterやEddie FowlkesやJuan Atkinsと邂逅、デトロイト〜ベルリンの架け橋としてベルリン・テクノ・シーンの礎を築いた。その後、The Orbの長年のコラボレーション・メンバーとして積極的にリリースに関わる。ソロ作品は伝説のテクノ・レーベルR&Sなどからリリースを重ね、2002年にKOMPAKTから『Visions Of Blah』、 2004年にPlug Researchから 『Lowflow』、2007年にKOMPAKTに帰還して『Honigpumpe』、ベルリンのドキュメンタリーTV番組『24h Berlin』のサウンド・トラックを担当、そこに書き下ろされた作品を中心に編纂された『Gute Luft』を2010年にリリースした。2018年4月にデトロイト・テクノの雄Terrence Dixonとのコラボ・アルバム『We Take It From Here』を名門Tresorからアナログのみでリリース。そして、満を持して8年ぶりとなるソロ・アルバム『Los Lagos』を本年9月にリリースした。彼の真骨頂と言える重厚でダビーなテクノ作品「Löwenzahnzimmer」からヒプノティックなトリッキー・テクノ「Window」、マックス・ロ ーダーバウアーをフィーチャーした90年代テクノを彷彿とさせるユニークな「Tempelhof」などデビューから30年以上を経ても彼のテクノ・ミュージックへの探求心が冴えまくる、全テクノ・ファン注目のニュー・アルバムとなっている。アーティスト活動のみならず、Thomas Fehlmannがドイツのクラブ・シーンに貢献した功績は非常に大きい。

THE FIELD (KOMPAKT)
KOMPAKTを代表するアーティスト、The Field。2007年にリリースされたファースト・アルバム『From Here We Go Sublime』がPitchforkで9.0の高評価を獲得、同年のベスト・テクアルバムとして世界中で高い評価を獲得した。そのサウンドはKOMPAKTらしいミニマルなビートにメロディアスでオーガニックなシンセ・サウンド、細かくフリップされたボイス・サンプルを多用しテクノ・シーンでも異彩を放つ彼独特のサウンドで世界中の音楽ファンを魅了している。2009年にセカンド・アルバム『Yesterday & Today』をリリース、バトルスのドラマー、ジョン・スタニアーが参加、前作以上に生楽器を取り入れオーガニックでメロディアスなサウンドを展開、より幅が広がった進化した内容となっている。2011年10月にサード・アルバム『Looping State Of Mind』を発表、翌2012年にはフジロックへ初参戦し深夜のレッドマーキーで壮大なライヴを披露しオーディエンスを熱狂させた。2013年、デビュー・アルバム以降7年間続いたバンド・スタイルでのライヴ活動に終止符を打ち、ベルリンの自宅スタジオでファースト・アルバム以来の初となるソロ・プロジェクトとなる4作目のアルバム『Cupid’s Head』を完成させ話題を集め、PitchforkではBEST NEW MUSICに選出された。その後もBattles, Junior Boys, Tame Impala等のリミックスを手掛け、インディーロック・シーンでも注目を集める。2016年4月に5作目となる最新作『The Follower』をリリース。そして、本年9月通算6作目のフル・アルバム『Infinite Moment』をリリースしたばかりである。本作品はユーフォリックな多幸感に満ち溢れ、リスナーのイマジネーションを掻き立てるこれまでで最も幻想的な印象の作品に仕上がっている

BURNT FRIEDMAN (NONPLACE / RISQUE)
ドイツを拠点に約40年に渡るキャリアを誇るBurnt Friedman。カッセルの美術大学で自由芸術を専門に学び、卒業後80年代後半には音楽の道へ傾倒。常に斬新かつ独特なサウンドでエレクトリック・ミュージックをアップデイトしてきた鬼才である。これまで自身名義の作品の他、Atom™とのFlanger、Steve Jansen、David SylvianとのNine Horses、そして今年残念ながら急逝したCANの伝説的ドラマー、Jaki LiebezeitとのSecret Rhythmsなど様々なアーティストとのコラボレーションも行なってきている。特に2000年に始まりJakiが亡くなるまで続いたSecret Rhythmsでのコラボレーションは、西洋音楽の伝統的なフォーマットや音楽的イディオムから離れ、様々な国の古くからのダンス音楽や儀式音楽に学び新たなフォームを開拓してきた。その試みは今回Festival de Frueで初来日となるイランの伝統打楽器トンバク/ダフの奏者、Mohammad Reza Mortazaviとのユニット、YEKなどに継承され、現在に続くBurntの音楽的探求の礎となっている。2016年には2000年より続く自身のレーベルNonplaceとは別に新レーベルRisqueを立ち上げヒプノティックなダブ・トラックを収録したEP『Masque/Peluche』を発表。昨年は1993年から2011年までのレア音源をコンパイルし、その活動初期からの独自性をあらためて提示した『The Pastle』をフランスのLatency Recodingsより、またDavid SolomunとAntony Westの著作からインスピレーションを得たという6曲入りEP『Dead Saints Chronicles』がカナダのMARIONETTEからリリースと、その創作意欲は止まる事を知らない。