1987年のデビューから一貫して、セクシーなR&Bを歌い続け、“性愛R&Bの伝道師”と呼ばれ熱狂的なファンを持つキース・スウェット。今年頭に突如リリースされたK-Ciを迎えたシングル「How Many Ways feat.K-Ci」もR&B界のスーパースター同士の共演にファンが歓喜したのはもちろん、作詞作曲を務めたのがLEJITのメンバーとしても知られるインディ・ソウル界の至宝ロイ“チップ”アンソニー(Roi Chip Anthony)なことでも大きな話題となった。そのシングルを収録する待望のニュー・アルバム『プレイング・フォー・キープス』国内盤が11月7日に発売することが決定した(輸入盤は10月26日発売予定)。
約2年ぶりとなる新作アルバムは本人が手掛ける楽曲ほか、プロデューサーにロイ“チップ”アンソニーほか、1980年代後期以降ジャム&ルイスやベイビー・フェイスらとともにR&B界を牽引、これまでマイケル・ジャクソンやアッシャーほか、安室奈美恵やEXILEなど国内アーティストも手掛けたことのある大御所プロデューサー=テディー・ライリー(Teddy Riley)が参加予定。なおテディー・ライリーはR&Bとヒップホップをブレンドしたキース・スウェットのデビュー・シングル「アイ・ウォント・ハー」を手掛けニュー・ジャック・スウィング時代の幕開けを飾るメガヒットを生み出した張本人で、再び組まれる最強タッグにも大きな期待が寄せられている。 キース・スウェットは1961年米国ニューヨークのハーレム生まれで、いくつかのローカル・バンドを経て87年にデビュー・シングル「I Want Her」を収録したアルバム『Make It Last Forever』をリリース。全米シングル・チャート2位を獲得し現在はR&Bクラシックとなっている「twisted」を収録したアルバム『Keith Sweat』でクアドラル・プラチナ・アルバム(プラチナの4倍)を記録し、数々の賞を勝ち取った。 独特の歌声と彼が作り出す切なく甘いサウンドと絶妙に調和し、最高のバラードに昇華し「バラードの名手」とも呼ばれているが、長く成功を収める者がほんの一握りしかいないR&Bシーンにおいて、今でも現役で活躍しつづける数少ないコンテンポラリー・アーティストの一人。そんな彼がデビューから常にブレることなく一貫して生み続ける極上R&Bサウンドと、“R&B界の帝王”の所以が詰まった最新アルバムに要注目だ。
以下は以前に公開された音源
「How Many Ways feat.K-Ci」
●『Playing for Keeps』
1. Eenie Meenie Miney Mo feat. RayFade 2. Bae Bae 3. Cloud 9 4. Get Up In It 5. Big Ass Lie 6. How Many Ways feat. K-Ci 7. No Love Loss 8. Fuego feat. Akon, Alkaline & RayFade 9. Who's Your Daddy feat. Teddy Riley & Tank 10. Pull Up 11. Red Negligee 12. Boomerang feat. Candace Price 13. All About You