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向谷実、25年ぶりのソロ・アルバム『THE GAMES -East Meets West 2018-』がSpotifyで全曲リスニング可

2018/10/03 04:25掲載
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向谷実 / THE GAMES –East Meets West 2018-
向谷実 / THE GAMES –East Meets West 2018-
日本フュージョンの黎明期から活躍するキーボーディスト向谷実。国内外のトップミュージシャンとコラボした25年ぶりのソロ・アルバム『THE GAMES -East Meets West 2018-』がSpotifyで配信開始。全曲リスニング可



アルバムは10月3日発売。

以下発売決定時のプレスリリースより

“East meets West”というサブタイトルがつくこのプロジェクトは、2016年11月に楽器フェアで開催されたコンサート<Minoru Mukaiya presents 「East meets West」>に端を発する。向谷の呼びかけによってリー・リトナー(g)、ネイザン・イースト(b)、ドン・グルーシン(kbds)、神保彰(ds)、エリック・ミヤシロ(tp)、二井田ひとみ(tp)、近藤和彦(sax)、村田陽一(tb)という日米の凄腕ミュージシャンたちが一堂に会したセッション・ライヴは話題となった。また、コンサートで向谷実とドン・グルーシンは1982年に発表したカシオペアのアルバム『4×4』以来36年ぶりの共演を果たした。

そのコンサートでの再会を機会に旧友ドン・グルーシンをコ・プロデューサーとして招き、「East meets West」のコンセプトに沿ったアルバム制作が進められた。アルバムでは日米のトップ・ミュージシャンたち10名が同じスタジオに入って、丁々発止のセッションを聴かせるという、ミュージシャンたちの“熱”そのままを詰め込んだような演奏がタップリと楽しめる内容になっている。

10人が対等な立場で、それぞれのプレイを尊重し合いながらも、刺激し合い、高まっていくという、最近の音楽が忘れかけている“何か”をリスナーに届けてくれる、渾身の力作だ。

向谷実の新曲、各ミュージシャンたちのオリジナル曲などに加えて、カシオペア・ファンには「Corona」「Once in a Blue Moon」というカシオペア時代の向谷実の楽曲が、まったく新たなアレンジでリメイクされている、というのも嬉しいところだろう。

エンジニアのドン・マレーは、デイヴ・グルーシン、フォープレイ、エルトン・ジョン、ホイットニー・ヒューストンなど数多くのアーティストの作品を手がけ、グラミー賞も2度受賞している巨匠である。

向谷実コメント:
アメリカのミュージシャンたちと、日本から来た我々が出会った時にだけ生まれる良さというものをパッケージして、リスナーの皆さんに聴いてもらいたいんです。フロントに並ぶアメリカ人と、それをサポートする日本人という関係性ではなくて、全員がフロントに並んで、それぞれにソロイストとしての役どころもあるという形になっています。全員が主役であり、脇役でもあるという、イーブンな関係が“East meets West”なんです。
<アルバム・リリース情報>
●『THE GAMES –East Meets West 2018-』
発売日 : 2018年10月3日(水)
仕様 / 品番 / 価格 :
CD / VICJ-61778 / ¥2,800+消費税
発売元: ビクターエンタテインメント

配信発売日:2018年10月3日(水)iTunes Store プレオーダー開始10月26日(水)より
iTunes Store、レコチョク、moraほか主要配信サイト、Apple Music、Spotify、LINE MUSIC、AWAなど定額制音楽配信サービスにて配信スタート!

収録曲:
1. フレンドシップ
2. コロナ 3. キャットウォーク 4. アルゼンチン 5. トゥー・フォー・テンサウザンド 6. ホリデイズ
7. ワンス・イン・ア・ブルー・ムーン
8. レター・フロム・ホーム
9. ザ・ゲームス
合計9曲

参加ミュージシャン・プロフィール&コメント

Don Grusin(ドン・グルーシン)/ キーボード
作編曲家/キーボード奏者のデイヴ・グルーシンの弟。75年にクインシー・ジョーンズに見出されてセッション・ミュージシャンとしての活動を始め、リー・リトナー、渡辺貞夫、ゲイリー・バートンなど多数のアーティストと共演。
「レコーディング中はずっと笑ったり、泣いたりと喜びに満ち溢れていた。それを実現させたのがミノルであり、彼も私たちの仲間入りをしたんだ。とても居心地がいいね」

Ernie Watts(アーニー・ワッツ)/ サックス
60年代はバディ・リッチのバンドで活動し、70年代後半リー・リトナーのグループ“ジェントル・ソウツ”で人気を得る。80年代にクインシー・ジョーンズのレーベルからアルバムをリリースし、他にも数多くのアーティストと共演している。
「ミノルはとても素晴らしい、そして自然体のプロデューサーだ。プレッシャーを与えず、家族のようにリラックスさせてくれるので、一緒に音を作るのが楽しいね。それに何と言っても、彼は素晴らしいピアニストだよ」

Harvey Mason(ハーヴィー・メイソン)/ ドラムス
ロサンゼルスのセッション・シーンのトップに君臨し続けるスーパー・ドラマー。ハービー・ハンコック、ブレッカー・ブラザーズなど多くのアーティストと共演。また90年からは“フォープレイ”のメンバーとしても活躍中。
「私はカシオペア時代に2枚のアルバムをプロデュースしたので、ミノルとは長い長い付き合いだね。彼は長い間に素晴らしいプレイヤーになり、未だにワンダフルな人で、エネルギーに満ち溢れていて、今回のプロジェクトをまとめている事を嬉しく思っているよ」

Abraham Laboriel Sr.(エイブラハム・ラボリエル・シニア)/ ベース
70年代からセッション・ベーシストとしてリー・リトナー、ラリー・カールトン、デイヴ・グルーシン、アル・ジャロウなどと共演し、また4,000を超えるレコーディングや映画音楽に参加している超売れっ子ベーシスト。
「ミノルはミュージシャンとしてとても積極的で、自分だけでなく他のメンバーの事も頭において、常にどんな判断をするかを気をつけて考えている。これは嬉しい驚きで、私たちがもっと上手く演奏できるようにしてくれた」

Paul Jackson Jr.(ポール・ジャクソン・ジュニア)/ ギター
セッション・ギタリストとして、マイケル・ジャクソンの『スリラー』をはじめとして、シカゴ、エルトン・ジョン、マーカス・ミラーなど、参加アルバムは1,000枚を超える。88年からはソロ・アーティストとしても活動中。
「素晴らしいミュージシャンを集め、素晴らしい曲を選ぶ、そしてそれをいい方向にディレクトする。これを実行できるミノルは素晴らしいプロデューサーだと思う」

エリック・ミヤシロ(Eric Miyashiro)/ トランペット
米国人の父と日本人の母を持つ、ハワイ出身のトランペッター。22歳でバディ・リッチ、ウディ・ハーマンなどのビッグ・バンドに参加し、89年に来日後も、卓越したテクニックでトップ・トランペッターとして活躍中。
「今回共演させていただいてる方はみんな、ぼくにとってはアイドル、ヒーローです。その人たちと共演できるということで、ほんとうにワクワクしています」

本田雅人(Masato Honda) / サックス
91年にT-SQUAREに加入し、圧倒的なテクニックと高い音楽性で注目を集める。98年に同グループ脱退後はソロ・アーティストとして精力的な活動を展開する一方、様々なセッションや、作編曲家、プロデューサー、指導者としても活動中。
「久しぶりにロサンゼルスに来て、音を出した瞬間、やっぱり何か違うなっていうのを感じられて、とてもワクワクしています」

中川英二郎(Eijirou←「u」トルツメ Nakagawa) / トロンボーン
92年に16歳でアルバム・デビューを果たし、その後も日本を代表するトロンボーン奏者として、ソロ活動やセッションなどで幅広く活躍中。2007年には日本人として初めて米「トニー賞」授賞式に出演した。
「トラックを聴くと、ロサンゼルスで録音した音源だなって感じられて、すごく嬉しく思います。ライブもすごく楽しみです」

二井田ひとみ(Hitomi Niida) / トランペット
日本クラシック音楽コンクール全国大会金管楽器部門大学の部第2位。練馬新人演奏会出演者オーディション金管楽器部門優秀賞合格など輝かしい経歴を持ち、現在はセッション・トランペッターとして注目度急上昇中。
「録音した音が、日本とは違ってすごくワクワクする感じで、とても楽しく録音させていただきました」

<アルバム発売記念コンサート情報>
【向谷実 presents “East meets West 2018”】
11月12日 (月) 福岡 JR九州ホール (問)BEA 092-712-4221
11月14日 (水) 大阪 メルパルクホール (問)サウンドクリエーター 06-6357-4400
11月16日 (金) 東京 国際フォーラム ホール C (問)ホットスタッフ・プロモーション 03-5720-9999
開場18:30 / 開演19:00
料金 : 8,000円(税込)全席指定 ※未就学児童入場不可
チケット発売中
出演:向谷実(kbds), ドン・グルーシン(kbds), アーニー・ワッツ(sax), ハーヴィー・メイソン(ds),エイブラハム・ラボリエル Sr.(b), ポール・ジャクソン Jr.(g), エリック・ミヤシロ(tp), 本田雅人(sax), 中川英二郎(tb), 二井田ひとみ(tp)