BEHEMOTHの頭脳ネルガルが、10月5日に発売となるバンドの最新作『I LOVED YOU AT YOUR DARKEST』(意味:あなた方が暗闇にいたときでさえ私は皆を愛していた)をこう説明する。確かにそれはブラック・メタルのバンドのタイトルらしくないが、その発端は言葉自体よりもファンを驚かせるかもしれない。「これは聖書にある詩だ。実際にはイエス・キリスト自身の言葉で、俺たちのアルバムの根底にあるものとしてそれを使用するのは、究極の冒涜である」
荘厳なブラック・メタルの一斉攻撃は、地獄のようなリフ、雷鳴のようなドラム、古典的な恐怖映画を想起させる舞い上がるようなクワイアに溢れている。『I LOVED YOU AT YOUR DARKEST』は、バンド史上もっともダイナミックなアルバムだ。エクストリームで過激である一方、あらゆるBEHEMOTHのアルバムよりロック・オリエンテッドである。プロデュースはバンド自身で行ない、コ・プロデューサーはダニエル・ベルグストランド(MESHUGGAH、IN FLAMES他)、ミキシングはマット・ハイド(SLAYER、CHILDREN OF BODOM他)、マスタリングはトム・ベイカー(NINE INCH NAILS、MALYRIN MANSON他)。そして17人編成のポーランドのオーケストラのアレンジはヤン・ストクロサが担当。
1. Solve 2. Wolves Ov Siberia 3. God = Dog 4. Ecclesia Diabolica Catholica 5. Bartzabel 6. If Crucifixion Was Not Enough... 7. Angelvs XIII 8. Sabbath Mater 9. Havohej Pantocrator 10. Rom 5:8 11. We Are The Next 1000 Years 12. Coagvla 13. O Pentagram Ignis (BONUS TRACK FOR JAPAN)