MAGMA / LIVE AT MARQUEE CLUB LONDON
フランスのプログレッシブ・ロック・バンド、
マグマ(Magma)のほぼ完全初公開となる1974年ロンドン公演を収めた発掘音源盤『マーキークラブ:ロンドン1974』が発売決定。国内流通盤(直輸入盤帯ライナー付国内仕様/デジスリーヴ)が9月19日発売。リリース元はDISK UNION
以下インフォメーションより
本CDには'74年3月17日ロンドン、マーキークラブでの公演を録音したライブ音源を収録。この音源からは、クリスチャン・ヴァンデ(ドラム)による通称「Korusz」若しくは「Ptah」と呼ばれるドラムソロのパートのみ、'00年にクリスチャン・ヴァンデ名義で発表された『Korusz』に収録されていますが、他の曲は非公式においても出回っていない本邦初公開となる音源。
この時期のライブ音源としては、今までにも『Inedits』や同年2月6日のRadio Bremenにおける録音(『Zuhn Wohl Unsai』として'14年Made in Germnayより発売)や3月14日録音のBBCラジオ放送用の音源('99年にAKT8として発売)が公式で発表されてはいますが、いずれもラジオ放送用の演奏若しくは断片のみの収録の為、'74年当時の観客を前にしての公演をフルに捉えた音源としてはこの作品が初となります。
前述の「Korusz」の他にも、「コンターコス・アンテリア」の1パートである"Om Zanka"を含んだままの「コンターコス」・コーダが未完成のままの「憎悪の時」といった発展途上にある曲や、ジャニック・トップ(ベース)の暴虐ともいえるベースソロが轟く「KMX」・前年にスタジオ盤を発売したばかりで正に脂が乗った演奏を聴かせる「呪われし地球人達へ」等全曲が聴き所。
一音一音を重視したとされる演奏は他の時期と比較しても非常に重々しく響き渡り、正に"神話"か"伝説"と化したジャニック・トップ在籍時のライブを追体験出来る、強力な作品となっております!