「もし、昔話の登場人物が訴えられたら…?」なじみ深い昔話をモチーフにしたNHKの法廷ドラマシリーズ『昔話法廷』の新作が放送決定。シーズン4となる今回の昔話は「ブレーメンの音楽隊」と「赤ずきん」。「ブレーメンの音楽隊」には林 遣都と木村多江が、「赤ずきん」には吉田 羊と竹中直人が出演します。8月13日(月)14日(火)にEテレで放送
【Update:2018/08/04 03:46】
1分の予告映像が公開されています。以下のURLのページでご覧になれます。
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=15560■NHK Eテレ『昔話法廷』
8月13日(月)午前9:00〜9:20
8月14日(火)午前9:00〜9:20
「もし、昔話の登場人物が訴えられたら…?」この番組は、なじみ深い昔話をモチーフにした法廷ドラマシリーズです。検察官、弁護人、被告人、証人のやりとりを、裁判員の目線で描きます。
2015年に始まったこの番組。視聴者の続編を望む声にこたえ、この夏シーズン4を放送することになりました!
第9話「ブレーメンの音楽隊」では、林 遣都さんが検察官を、木村多江さんが弁護人を演じます。そして、第10話「赤ずきん」には、検察官、弁護人役として、吉田 羊さんと竹中直人さんが出演します。
<昔話が裁判に! “考える力”育む教育番組>
☆特徴その①昔話を新たな視点から見つめる
たとえば「三匹のこぶた」。被告人は、原作の主人公のこぶたです。オオカミを殺害したこぶたが、正当防衛で無罪か、計画的犯行で有罪かを争います。「アリとキリギリス」で裁かれたのは、働き者のアリです。キリギリスを見殺しにしたアリが、保護責任者遺棄致死罪に問われます。“正義”と思っていたものが本当に正義なのか、子どもたちに、“気付き”を与えるのです。
☆特徴その②最後に判決を出さない
判決を下すのは、番組を見た子どもたち自身。それぞれが裁判員として、登場人物のやりとりをもとに、自分なりの判決を考えます。そして、友達や家族と議論を交わすのです。この番組は、教育現場でも高く評価されていています。小学校、中学校、高校の社会や道徳の授業で、そして大学の法学の授業で、教材として使われているのです。
<シーズン4のテーマは “老人”と“心神喪失”>
●第9話「ブレーメンの音楽隊」裁判
【放送予定】8月13日(月)Eテレ前9:00〜9:20
「なぜロバたちはブレーメンに行かなかったのか?」虐げられた老人たちの思いとは!?
被告人は、年老いたロバ。同じく年老いたイヌ、ネコ、オンドリをけしかけ、盗賊たちの家を襲撃。大怪我を負わせ財産を奪った、強盗致傷の罪に問われる。犯行を認めるロバ。しかし弁護人は、動機や犯行に至るまでの境遇に同情の余地があるとして、執行猶予を求めた。ロバを刑務所に送るか? それとも執行猶予か?
【主な出演】
検察官:林 遣都、弁護人:木村多江、盗賊一家の長男:山中 崇、裁判員:優希美青
ロバ(声):北見敏之、ネコ(声):松金よね子

●第10話「赤ずきん」裁判
【放送予定】8月14日(火)Eテレ前9:00〜9:20
昔話の中でも類を見ない猟奇殺人事件──その真相が法廷で明らかになる!?
被告人は、赤ずきん。お腹に大量の石を詰めてオオカミを殺害した。殺害の事実は認めるものの、「その時のことはよく覚えていない」と言う赤ずきん。弁護人は、「オオカミに食べられた赤ずきんは精神障害を起こし、“心神喪失”の状態にあった」と主張。「心神喪失者の行為は罰しない」と定めた刑法第39条により、無罪を求めた。
【主な出演】
検察官:吉田 羊、弁護人:竹中直人、おばあさん:角替和枝、裁判員:泉澤祐希
赤ずきん:佐藤 玲、オオカミの母親(声):神野三鈴

<収録を終えた出演者の皆さんからコメントが届きました!>
☆林 遣都さん
この番組は、斬新だと思いました。いろいろな角度から見つめ、最後まで結果(判決)は出さない。観みる人の想像力をふくらませていると感じました。新鮮だったのは、このドラマが、学校の授業で使われている“教材”であるということです。教室にいる全ての子どもたちにも届くよう、丁寧に丁寧に演じたので、ぜひ観ていただきたいです。
☆木村多江さん
動物と真面目に共演し、それぞれの正義がぶつかり合う。こんな凄すごい企画があるだろうか。演じた私も、答えを未いまだに探していて、終わらないのもまた面白い。答えは観ているみなさんの手の中にある。想像してほしい。友達や家族のことのように。法廷を体感する昔話法廷は、小説より奇なり、です。
☆吉田 羊さん
私は、以前からこの番組のファンでした。慣れ親しんだお話でも、ちょっと視点を変えて見るだけで印象が大きく変わってしまうことに、いつもおどろかされます。演者の芝居や表情によって、判決を考える視聴者の心象は大きく変化していきます。それが、この番組の醍醐だいご味。常にそのことを意識して演じました。
☆竹中直人さん
不思議な時間を味わうことが出来ました。62年という僕の人生の中で、まさか赤ずきんちゃんとおばあちゃん、オオカミさんに会えるとは、思いもよらなかったです。本当にびっくりです。しかし…吉田 羊さん怖かったなぁ…。もちろん良い意味です!