
時をかける少女 (c)「時をかける少女」製作委員会2006
細田守監督作品が日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で2週連続放送決定。7月20日に『時をかける少女』、27日に『バケモノの子』が放送されます。これは細田監督の最新作『未来のミライ』(7月20日公開)の公開を記念したもの。
●『時をかける少女』
2018.7.20 よる9時〜10時54分放送
<ストーリー>
真琴(仲里依紗)は高校2年生。春に転校して来たばかりの千昭(石田卓也)と医者の息子で秀才の功介(板倉光隆)という2人のクラスメイトと、放課後に野球をしたり、カラオケをしたりする毎日が永遠に続けばいいと願っている、ごく普通の女の子だ。
その日は真琴にとって、とことんついていない日だった。朝から寝坊はするし、小テストでも家庭科の調理実習でも失敗ばかり。挙句の果てに理科の実験室で謎の人影の正体を知ろうとして派手に転んでしまう…。そして帰り道。叔母の和子(原沙知絵)のところに寄ろうと自転車を漕いでいた真琴は、ブレーキの故障で踏切に猛スピードで突っ込んでしまった!…はずが、目覚めたら目の前にあったのは、事故直前の風景。真琴の話を聞いた和子は、年頃の女の子には良くあることだとニッコリ。真琴は、時間を飛び越える「タイムリープ」の力を手に入れたのだ!!
すぐに時間の飛び方を覚えた真琴は、妹に食べられたプリンを取り返したり、調理実習の失敗を同級生の高瀬(松田洋治)に押し付けたり、カラオケを半永久的に楽しんだり。好き放題に新たな能力を楽しんでいたが、そんなある日、功介が後輩の女子から告白された話の流れで、千昭から突然告白されてしまう! 動揺した真琴は時間を何度も行き来して、千昭の告白を“なかったこと”に…。その後、彼女が散々時間を操作したせいで、高瀬がイジメの対象になるなどの思わぬ事態が発生し…。そして真琴が冒険の果てにたどり着いた驚きの真実とは―!?
<声の出演>
紺野真琴:仲里依紗
間宮千昭:石田卓也
津田功介:板倉光隆
早川友梨:垣内彩未
藤谷果穂:谷村美月
紺野美雪:関戸優希
父:桂歌若
母:安藤みどり
福島先生:立木文彦
おばさん:山本圭子
高瀬宋次郎:松田洋治
老守衛:中村正
芳山和子:原沙知絵
<スタッフ>
製作総指揮:角川歴彦
原作:筒井康隆(角川文庫刊)
監督:細田守
脚本:奥寺佐渡子
キャラクターデザイン:貞本義行
●『バケモノの子』
2018.7.27 よる9時〜11時19分放送
<ストーリー>
東京・渋谷には人間の知らないところにバケモノが暮らす街・“渋天街”が存在する。ある日、女手一人で育ててくれた母(麻生久美子)を亡くし家を飛び出した孤独な少年・蓮(宮﨑あおい)は、渋谷を散歩していた熊徹(役所広司)というバケモノと出会った。彼を追って渋天街に入り込んでしまった蓮は、熊徹から九太と名付けられ、彼と共に暮らすことに。折しも、渋天街では長年バケモノを束ねてきた宗師(津川雅彦)が引退して神に転生すると発表し、誰が次の宗師になるのか話題沸騰中。宗師候補の一人に挙げられていた熊徹は、宗師になるための条件である“弟子”を探していたのだ。人格・強さともに次期宗師間違いなしと言われる猪王山(山路和弘)と互角に渡り合うために九太を受け入れた熊徹だったが、人にものを教えたことも、教わったこともない彼は九太と衝突してばかり。親友の百秋坊(リリー・フランキー)や多々良(大泉洋)が心配する中、「強くなりたい」一心で熊徹の真似をし続ける九太は徐々にたくましさを身につけていく。一方の熊徹も九太との生活の中で自らの技と心を成長させていき、二人はいつしか本当の父子のような関係に変わっていく。
8年後。立派な青年に成長した九太(染谷翔太)は久しぶりに訪れた渋谷で、高校生の少女・楓(広瀬すず)と出会う。彼女に惹かれ、渋天街から渋谷に通ううちに大学進学について本気で考え始めた九太は、実の父(長塚圭史)と再会する。一方、九太が人間の世界に行っていたことを知った熊徹は激怒、九太と激しい言い争いになってしまい…!?
<声の出演>
熊徹:役所広司
九太(少年期):宮﨑あおい
九太(青年期):染谷将太
楓:広瀬すず
猪王山:山路和弘
一郎彦(青年期):宮野真守
二郎丸(青年期):山口勝平
チコ:諸星すみれ
一郎彦(少年期):黒木華
二郎丸(少年期):大野百花
九太の父:長塚圭史
九太の母:麻生久美子
宗師:津川雅彦
百秋坊:リリー・フランキー
多々良:大泉洋
<スタッフ>
監督・脚本・原作:細田守
作画監督:山下高明 西田達三
美術監督:大森崇 高松洋平 西川洋一
音楽:高木正勝
プロデューサー:齋藤優一郎