2011年にライブ盤『From Newport To London』をリリースし、13年と15年の来日公演で日本のファンにも歌声を届けてくれたものの、オリジナル・アルバムとしては09年の前作『It’s That Girl Again』以来、実に9年ぶり。やはりスタジオ・レコーディングによる新曲が聴けるというのは、長年彼女の歌声を愛してきたファンにとって格別の喜びだ。 今回もデビュー以来のパートナー、ダニー・ホワイトとの共同プロデュースで、マット・ビアンコのマーク・ライリーとの共作曲「Matteo」や、インコグニート作品でお馴染みのリチャード・ブルが参加した「Like Crazy」を含む全11曲を収録。ジャズ、ボサノヴァ、ラテンなどをブレンドした洒脱なポップ・サウンドはデビュー以来不変ながら、今回は9年間の様々な想いを詰め込んだかのように、ますます多彩な曲調で楽しませてくれる。
●『Butterflies』
1. Bubble 2. Matteo 3. No Heartache 4. Butterfly 5. Where's Your Pride 6. Be.Pop 7. Liang And Zhu 8. Show Time 9. Like Crazy 10. Rachel's Waltz 11. Pandora's Box