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大野由美子(Buffalo Daughter)らによるシンセサイザーカルテットが新アルバム発売、坂本龍一らのカヴァーも

2018/05/11 06:37掲載
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Hello, Wendy!
Hello, Wendy!
大野由美子Buffalo Daughter)をリーダーにマイカ・ルブテ、AZUMA HITOMI、新津由衣、3人の宅録女子を加えて結成されたシンセサイザー・カルテット、Hello, Wendy!。新アルバム『No.9』を5月30日発売。リリース元はユニバーサルミュージック。

アルバム・リリースは2014年11月の1stアルバム『Hello, Wendy!』以来。前作ではバッハやクラフトワークのカヴァーのほか、オリジナル曲をアナログ・シンセと歌だけで演奏しています。

2ndアルバムとなる新作には全10曲を収録。坂本龍一「Self Portrait」、ベートーヴェン「交響曲第9番」、M「Pop Muzik」、ジェフ・ベック(Jeff Beck)「Star Cycle」などのカヴァーのほか、クラフトワークを彷彿させる大野由美子の書き下ろし曲「Revolution」などのオリジナル曲も収録されます
●『NO.9』
2018/5/30 release
UICZ-4424

<収録曲>
1)No.9・・・ご存知ベートーヴェンの第九をボコーダーで合唱。
2)Pop Muzik・・・Mが1979年に大ヒットさせた曲をカヴァー。ASA-CHANGがドラムで参加。
3)Revolution・・・クラフトワークを彷彿させる大野由美子の書き下ろし曲。
4)Violest's Green Eyes・・・2015年のライヴでも披露されたマイカ・ルブテの書き下ろし曲。
5)Moment of Eternity・・・新津由衣が英語詞に初挑戦した書き下ろし曲。
2017年サウンド&レコーディング・マガジンの企画でVRビデオを作成&公開し話題になりました。
6)新緑・・・AZUMA HITOMIによる「和」な雰囲気を感じさせる書き下ろし曲。
7)Katyusha・・・大野由美子が書き下ろした可愛らしいインスト・ナンバー。
8)Self Portrait・・・坂本龍一「音楽図鑑」収録曲のカヴァー。ASA-CHANGがドラムで参加。
9)Star Cycle・・・ジェフ・ベックとヤン・ハマーのバトルが有名な曲をシンセでカヴァー。
10)Lavender・・・ビーチ・ボーイズ(The Pendeletones)初期音源集「モーガンテープ」で明らかになった名曲をアカペラで披露

メンバー
大野由美子:MOOG Minimoog, ROLAND JD-Xi, ARP Odyssey
マイカ ルブテ:ROLAND JX-3P, MOOG Source
AZUMA HITOMI:ARP Odyssey, DSI Mopho, MOOG Opus3
新津由衣:YAMAHA Reface CS

<Hello, Wendy!>
マイカ・ルブテ+大野由美子+AZUMA HITOMI+新津由衣

バッファロー・ドーターの大野由美子をリーダーに、マイカ・ルブテ、AZUMA HITOMI、新津由衣という宅録女子3人が加わって結成されたシンセサイザー・カルテット。アナログ・シンセ特有の華やかな音色、そして4人それぞれの個性あふれる歌声とを、研ぎ澄まされたアレンジで披露し各所で話題となる。

2014年ファースト・アルバム『Hello, Wendy!』をリリース。オリジナル曲に加え、世界で初めてコンピューターが歌った曲として知られる「Daisy Bell」、ウェンディ・カルロスによるモーグ・シンセサイザーでの演奏が有名な「ブランデンブルク協奏曲第3番」(バッハ)、言わずとしれたクラフトワークの名曲「Computer Love」など、電子音楽の歴史をなぞるようなカバーも演奏。レコーディングではダビングや差し替えを一切行わない一発録りという方法が採られ、ハイレゾ配信のみでリリースされた。

リリース以降、チボマットや立花ハジメとの対バンなど、散発的にライブを行っていたが、2018年5月、ファースト・アルバムの世界をさらに広げた待望のセカンド・アルバム『No.9』をユニバーサル ミュージックからリリース。