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ビル・フリゼールの新アルバム『Music IS』がSpotifyで全曲リスニング可

2018/03/16 03:02掲載
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Bill Frisell / Music IS
Bill Frisell / Music IS
USギター界の重鎮ビル・フリゼール(Bill Frisell)の新アルバム『Music IS』がSpotifyで配信開始。全曲リスニング可



アルバムは3月16日に全世界同時発売。日本盤ボーナス・トラック1曲収録。

ソロ名義のアルバム・リリースは2000年の『Ghost Town』以来、18年ぶり。Okehレーベルからの第4弾作品で、ぺトラ・ヘイデンと共演した前作『When You Wish Upon a Sta(邦題:星に願いを)』から2年ぶりのスタジオ録音作品です。

新作は全曲オリジナルを収録。

以下は以前に公開された映像

「Rambler (Alternate Version)」のミュージックビデオ


以下、日本盤リリース決定時のプレスリリースより

「ソロでやるのは、常に挑戦」と語るビル。録音はオレゴン州ポートランドにあるタッカー・マーティーンが持つスタジオ、フローラ・レコーディング・アンド・プレイバックで2017年8月に行われた。プロデュースは長年タッグを組むリー・タウンゼント。最も信頼する仲間のサポートを得て完成した本作について次のようにコメントする。

「僕にとって音楽は常に、人とどうやって一緒にやるかだから。会話をするようなもの。コール・アンド・レスポンス。一人きりで演奏するのはまるで異次元だよ。考え方をかなり変えないといけない。今回のレコーディングに先立って、ニューヨークのザ・ストーンで一週間ライブをしたんだ。毎晩、今までやったことのない曲をやってみた。意図的に、自分が少し不安定な状態をキープしていた。居心地悪い、不安な感じだ。安全だとわかっていることに甘んじたくなかった。その流れをスタジオにそのまま持ち込めればと思った。事前に全部計画を立てておくのは嫌だったんだ。」

収録曲は新作のみならず、「イン・ライン」や「ランブラー」等、ECMで初めてアルバムをリリースした初期の曲も取り上げて再録音している。

「自分が作った曲をレコーディングしたいというのは、最初からはっきり思っていたこと。ここ数年、他の人が書いた曲のプロジェクトがとても多かった。でも、そろそろ自分の音楽に戻る時だったんだ。このアルバムに収録しているのは新作もあれば、かなり昔のものもある。50年以上、ひたすら音楽をやってきた。理解しつくすことはない。年をとることのすごいところは、はるか昔に聴いたり演奏したりしたものを再訪できること。常に新たな発見や、発掘がある。新たな道が開けてくる。本当に運が良ければ、それまでの道中で何か習得できたものがあったことに気付くかもしれない。そういう長焦点レンズを通して自分の音楽を眺めるのは、不思議なものだよ」と締めくくった。
●『Music IS』
2018年3月16日世界同時発売
日本盤ボーナス・トラック1曲収録
BSCD2:SICP31111 定価:2600円+税

1. Pretty Stars
2. Winslow Homer
3. Change in the Air
4. What Do You Want?
5. Thankful
6. Ron Carter
7. Think About it
8. In Line
9. Rambler
10. The Pioneers
11. Monica Jane
12. Miss You
13. Go Happy Lucky
14. Kentucky Derby
15. Made to Shine
16. Rambler (Alternate Version) *ボーナス・トラック
17. Where Do We Go?  *日本盤のみのボーナス・トラック