
Madonna and Michaela DePrince
マドンナ(Madonna)が、戦争孤児から世界的バレリーナになったミケーラ・デプリンスの半生を描く伝記映画『Taking Flight』の監督を務めることが発表されています。
映画は、ミデプリンスの自伝『夢へ翔けて: 戦争孤児から世界的バレリーナへ(原題:Taking Flight: From War Orphan to Star Ballerina)』を映画化したもの。
ミデプリンスは、世界最大のバレエコンクール<YAGP>を追ったドキュメンタリー映画『ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!』に出演し、注目を浴びた23歳の黒人バレリーナ。現在、オランダ国立バレエ団で活躍しています。
なお、『夢へ翔けて』が本になるまでのサイドストーリーを紹介した映像が公開されています。
●『ノンフィクション『夢へ翔けて 〜戦争孤児から世界的バレリーナへ〜』が本になるまでのもう一つの感動ストーリー』
ミケーラは西アフリカのシエラレオネで生まれ。内戦で両親を亡くし、孤児院に入れられた彼女はある日、雑誌を拾います。表紙にはピンクのチュチュを身にまとったバレリーナの写真が載っていました。いつかバレリーナになりたい、その思いを胸に、孤児院でどんなに辛い出来ことがあってもミケーラは希望を持ち続けます。その後、幸いなことにアメリカに養子として引き取られ、さらにバレエを習わせてもらえることになるのです。黒人だからと日常生活においてもバレエの世界においても差別を受けることがありながらも、家族に支えられ、懸命に努力をしていきます。