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日本が誇る音楽家をわかりやすく紹介する『日本の音楽家を知るシリーズ』の新刊は芥川也寸志

2018/03/04 09:27掲載
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日本の音楽家を知るシリーズ 芥川 也寸志
日本の音楽家を知るシリーズ 芥川 也寸志
日本が誇る音楽家をわかりやすく紹介する『日本の音楽家を知るシリーズ』の新刊は、芥川龍之介の三男として生まれ、交響曲や『八つ墓村』『赤穂浪士のテーマ』といった映画音楽、CMソングなどを手がけた作曲家/指揮者の芥川也寸志。著作権の普及にも尽力した、その人生を追います。ヤマハミュージックメディアから3月23日発売。

『日本の音楽家を知るシリーズ』は、これまで知られていなかった素顔、生き方、創作の裏側、作品の聴きどころやそれにまつわるエピソードなどを、写真や図版を混じえてテーマごとに掲載。作品の愛好者はもちろん、これから知りたい方にも、巨匠たちに触れる最初の一冊として最適な内容です。
●『日本の音楽家を知るシリーズ 芥川 也寸志』
新・3人の会 (清道 洋一/德永 洋明/西 耕一) (著),‎ 芥川 眞澄 (監修)

※以下インフォメーションより

ポイント1:入口となる一冊
従来は専門書や雑誌の特集などでしか扱われなかった音楽家を、ビジュアルを交えてやさしく紹介しています。

ポイント2:人生、作品、特徴などをコンパクトに紹介
生い立ちから作品までテーマごとに紹介することで、音楽家の人生や作品の特徴が容易に理解できます。

ポイント3:広い視点で足跡を追う
日本や世界の社会や文化にどのような影響を与えたのか? 足跡を残したのか? 幅広い視点で解説します。


■第一章 幼少期
芥川龍之介の三男として/兄弟について/最初の作曲

■第二章 デビューまで
東京音楽学校ビリで入学、首席で卒業/軍楽隊、編曲室の奇妙な友情/焼け跡の中でバッチイバンド/伊福部昭との出会い/團伊玖磨と共にデビュー特賞

■第三章 「3人の会」の時代
交響曲、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ/トリプティーク、祭り囃子、子守唄/ソ連へ密入国、中国まで旅をする/ヒロシマのオルフェ・大江健三郎台本

■第四章 映画音楽、放送音楽、バレエ音楽、CM
赤穂浪士、世界の恋人、エンゼルはいつでも/八甲田山/砂の器/八つ墓村/父との共演「蜘蛛の糸」「kappa」

■第五章 音楽はみんなのもの
こどものための童謡「ことりのうた」など/N響アワー、音楽の広場、百万人の音楽
黒柳徹子と「ポイパの川とポイパの木/「新交響楽団」で」無給の指揮/ヤマハ、サントリーホール、エローラホール、音楽の普及と発展/著作権の普及を訴えて

■第六章 芥川也寸志がめざしたもの
著作「音楽の基礎」/「オーケストラのための響」/完成されなかった遺作「いのち」「古事記」/音楽における芥川賞「芥川作曲賞」