NHK『そして“カワイイ”が生まれた〜内藤ルネ 光と影〜』より
今や、世界の共通語ともなっている“カワイイ”。それを生み出したといわれるのが、愛知県出身のイラストレーター・内藤ルネ。謎に包まれてきた内藤ルネの素顔。“カワイイ”に込められたメッセージに迫るドキュメンタリー『そして“カワイイ”が生まれた〜内藤ルネ 光と影〜』がNHK BSプレミアムで3月7日(水)放送
●『そして“カワイイ”が生まれた〜内藤ルネ 光と影〜』
NHK BSプレミアム 3月7日(水)午前10時30分〜放送
今、世界を席けんする「カワイイ」。それを生み出したといわれるのが、愛知県出身のイラストレーター・内藤ルネ。少女のイラストからパンダのキャラクターまで、社会をカワイイで満たしてきたが、その存在は謎に包まれてきた。死後10年を経て、今回初めてその胸の内を語った手記が発見、数奇な人生が明らかになる。戦争体験、同性愛への差別、裏切り…。葛藤を乗り越え、彼が追求したカワイイとは何だったのか?
【出演】ピ-コ,増田セバスチャン,池田理代子,香山リカ,宇野亜喜良,伊藤文學,田村セツコ,中村圭子,長嶋友英,【語り】澤田彩香
<番組スタッフから>
【番組の見どころは?】
今や、世界の共通語ともなっている「カワイイ」。その生みの親と言われているのが、愛知県出身のイラストレーター・内藤ルネです。その作品の数々は、60年前に書かれたとは思えないほど、新鮮で明るく、何より「カワイイ」に満ちあふれています。
しかし、戦後の少女たちをはじめ、多くの人々に影響を与える作品を残しながらも、ルネ自身の素顔は、これまでずっと謎に包まれてきました。この番組では、そんな謎多きルネの人物像と、光と影に満ちた生涯を探ります。
手がかりとなるのは、今回初めて見つかった、ルネが生前描き溜めていた20冊近くの「スケッチブック」。さらに、関係者の元に残されていた「未発表の資料」や、かつてルネと親交があった「第一線のクリエイターたちの証言」です。そこから浮かび上がる「ルネが“カワイイ”に込めた本当のメッセージ」を解き明かしていきます。
【見てくださる方に一言】
普段、私たちが当たり前のように使っている「カワイイ」。そのカワイイは、なぜ生まれたのか? カワイイとは一体何なのか? その答えに迫る、43分の物語です。カワイイ作品の数々もたっぷりとご紹介しますので、ぜひお楽しみください。
(番組ディレクター 笹井孝介)
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92578/2578474/index.html