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使用者の声をリアルタイムにアニメ声へと変える音声変換AIメガホン 「ANIMEGAPHONE」 登場、コンセプトムービー公開

2018/02/08 13:32掲載
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ANIMEGAPHONE(アニメガホン)
ANIMEGAPHONE(アニメガホン)
声を発したその瞬間、使用者の声をリアルタイムにアニメ声へと変換。最先端のリアルタイムボイス変換AI技術を搭載した全く新しいメガホン「ANIMEGAPHONE(アニメガホン)」 が登場。コンサート会場、セール会場、その他大型イベントなど、今後、様々なシーンでの応用が期待される「思わず耳を傾けたくなるメガホン」。コンセプトムービーが公開されています

以下プレスリリースより

 テクノロジー企業など4社からなるアニメガホン制作委員会は、発話者の音声を任意の声へとリアルタイムに変換するメガホン 「ANIMEGAPHONE (アニメガホン)」 の製品情報、及び コンセプトムービーを公開しました。

 この 「ANIMEGAPHONE」 は、リアルタイムボイス変換AI技術を用いて発話者の音声を処理し、あらかじめ登録した他者(別人)の声を、音声としてほぼ遅延することなく発信することが可能なメガホンです。これにより、例えば年配の男性による発話を、若い女性の音声で発信することが可能です。言語やイントネーションなどの言語情報を保ちつつ声質変換するシステムを 「メガホン単体」 に搭載するのは、初の試みです (※アニメガホン制作委員会調べ)。

この製品のデモンストレーションとして、発話音声を人気声優の 「平田広明さん」 、「小岩井ことりさん」 に設定したバージョンを、2月18日(日)に開催される 「ワンダーフェスティバル」(主催:ワンダーフェスティバル実行委員会)で公開いたします。

コンセプトムービーはこちら



特長:
 
 一般的に 「ボイスチェンジャー」 は声の音程や音質をフィルタリングで変化させるのに対し、この 「ANIMEGAPHONE」 は発話者の音声を解析し、登録した別の音声で発話させることを特長としています。
 これにより、例えばコンサート会場であればその歌手の声で、会社であればその社長の声で発話をするといった 「思わず耳を傾けたくなるメガホン」 として利用することが可能です (※発話可能な音声は事前登録が必要です)。

「ANIMEGAPHONE」 はその特長を活かし、混雑などが発生しやすい場所において、その状況で最も効果的な声で、案内や警備をよりスムーズ行うといった活用方法を想定しています。このメガホンはシステム単位でのレンタル提供を想定しており、複数の実地テストを経て後、価格等を設定いたします。
「ANIMEGAPHONE」 の試用を希望するイベント主催様は、公式サイトよりお問い合わせください。

「ワンダーフェスティバル」 での活用:

「ANIMEGAPHONE」 は、2月18日(日)に幕張メッセで行われる 「ワンダーフェスティバル2018 [冬]」 にご協力をいただき、初の実地テストを行います。ワンダーフェスティバル実行委員会が主催するこのイベントは、世界最大のガレージキットイベントとして国内外の人気が高く、例年約5万人が集まる催しです。

「ワンダーフェスティバル2018 [冬]」 においてもつい耳を傾けたくなるメガホンとするため、音声には人気声優の 「平田広明さん」 、「小岩井ことりさん」 を登録し、会場内での実演・声かけを行わせていただく予定です。


音声:平田広明 (ひらた ひろあき)
劇団昴を経て、俳優としてはもちろん、多くの洋画吹き替え、アニメ、ナレーション等で活躍。人気の役柄に 「ONE PIECE」 のサンジ等多数。


音声:小岩井ことり (こいわい ことり)
アニメ・ゲームの声優として数々の作品に出演。音楽にも造詣が深く、歌手のほか作詞・作曲も手がける。

「ワンダーフェスティバル」 とは:

 プロ、アマチュアを問わず、自分たちが腕によりをかけて製作したキットを持ち寄って展示・販売することにより、自分の造形力を世に問うことを目的としてはじまった世界最大規模のガレージキットイベント。
 開催当日にしか販売が許可されない既存キャラクターのキット(「版権もの」)や、一品限りの造形物、各プロディーラーの新製品や限定品などが並ぶのも、大きな魅力となっている。アマチュアが発表するキットなどは販売量がごく少量で、この日を逃すと永久に手に入らないものもあり、模型マニアのみならず、老若男女・国内外のファンがイベントを訪れる。

■公式サイト:http://animegaphone.jp/