ウリ・ジョン・ロート(Uli Jon Roth)の実弟で、
ZENOなどでの活躍で知られるギタリストの
ジーノ・ロート(Zeno Roth)が2月5日に死去。ウリ・ジョン・ロートが自身の公式サイトおよびFacebookページにて明らかにしています。ウリは「長年の病気で亡くなった」と伝えています。61歳でした。ウリはまた、ジーノが昨年のクリスマス前に新曲3曲のデモを作っていたことを明らかにし、ウリはこの曲を完成させてリリースしたいと述べています。またジーノが遺した詩のコレクションも出版する予定です。
【Update:2018/02/11 02:55】
ジーノ・ロートの妻Naoko Roth(ロート直子)がメッセージ「日本のZenoファンのみなさまへ」を公開しています。日本語です。
以下Naoko RothのFacebookページより
日本のZenoファンのみなさまへ
これまでジーノ Zeno Roth の楽曲と哲学(Zenology)を支えていただき、ありがとうございました。また、実際にお会いできたみなさま、彼を温かくまた敬意をもって受け入れてくださり感謝いたします。この場を借りて改めてお礼申し上げます。
あまりにも早すぎる死で、残された私たちは行き場のない寂寥感を抱えるばかりですが、現世での一種の"荷物"である「肉体」を離れ、足かせと重力のない世界で彼独特の遊び心満載のスピリットを遊ばせながら、浮遊を楽しんでいるジーノが近くにいるような気がしてなりません。
私にとっての一番の思い出の曲は、ほぼ共に創り上げたこの曲になります。今この瞬間に、彼の"Meet me at the Rainbow"というささやきが聞こえて来そうです。1;28の「Do you remember?」はジーノ自身の声です。
Voices from afar
Whispering of memories
Of a planet full of purity
Where powers beyond gravity
Used to lighten us - do you remember?
もしジーノに伝えたいメッセージがあればご連絡ください。みなさまのお気持ちを、彼との最後のお別れの際に伝えて来ます。
長くなりましたが、これからもジーノのことを折に触れ思い出して頂けたら、ありがたいです。(ロート直子&汐音)