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吉田美奈子『MONOCHROME』LP復刻記念 日米二大巨匠スタジオ・エンジニア、吉田保×バーニー・グランドマン対談実現

2018/01/30 03:06掲載(Last Update:2018/01/30 05:49)
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吉田美奈子 / MONOCHROME
吉田美奈子 / MONOCHROME
吉田美奈子『MONOCHROME』の復刻盤アナログレコードの発売を記念して、日米二大巨匠スタジオ・エンジニアによる対談が実現。ソニー・ミュージックダイレクト公式サイトotonanoにて、吉田保×バーニー・グランドマン スペシャル対談が掲載されています。昨今復権の兆しを見せているアナログ・ディスク制作について、現場を熟知するふたりの巨匠が大いに語っています。

以下、プレスリリースより

 吉田美奈子のアルバム『MONOCHROME』の復刻盤アナログLPが昨年12月27日に発売、現在好調なセールスを記録している。

 1980年、アルファレコード移籍第二弾としてリリースされた本作は、吉田美奈子初のセルフ・プロデュースによる作品。同年リリースされた山下達郎『RIDE ON TIME』にも収録されている「RAINY DAY」、そしてテレビ東京の人気番組「YOUは何しに日本へ?」でも紹介されるなど、海外コレクターからも絶大な人気を誇る「TORNADO」など、名曲満載の本作。


バーニー・グランドマン(左)と吉田保(右)。ロサンゼルス、バーニー・グランドマン・マスタリングにて。

 本作の復刻にあたっては、大滝詠一や山下達郎の作品を数多く手掛けたことでも知られる実兄・吉田保によるリマスター音源を使用し、マイケル・ジャクソンやスティーリー・ダンの諸作を手掛けた名匠バーニー・グランドマンがカッティング。アメリカのQuality Record Pressingsでプレスし、オリジナルのアナログ盤よりもさらに進化した音質を追求している。

 本作を含む吉田美奈子作品のカッティングが行われるにあたり、吉田保も渡米、ロサンゼルスのスタジオにてバーニー・グランドマンとの久しぶりの邂逅が実現している。その際に行われた対談記事が、ソニー・ミュージックダイレクトの公式サイトotonanoに掲載された。

「いい音」「いいマスタリング」とは何か、そして今、再び脚光を浴びているアナログ・ディスクの魅力とその制作工程におけるさまざまな苦労について交わされた巨匠エンジニアふたりのことば。音楽ファンなら必読のインタビューなのは言うまでもないだろう。

<対談記事>
吉田保がバーニー・グランドマンに訊く「アナログ制作の極意」
http://www.110107.com/s/oto/page/great_tracks_tamotsu