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エレキ・ギターが歩んだ130年の歴史 書籍『エレクトリック・ギター革命史』発売

2018/01/26 19:46掲載
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エレクトリック・ギター革命史
エレクトリック・ギター革命史
エレキ・ギター、この魔法の楽器は、ある日突然この世に出現したのではない。いくつもの"why" と"how" の回答の積み重ねが今日の隆盛をもたらした。

エレキ・ギターが歩んだ130年の歴史を、機材とギタリストの両面から紐解いていく書籍『エレクトリック・ギター革命史』がリットーミュージックから2月23日発売。
●『エレクトリック・ギター革命史』

価格:2,700円(本体2,500円+税)
品種:書籍
著者:ブラッド・トリンスキー(著)/アラン・ディ・ペルナ(著)/石川 千晶(訳)
仕様:四六判 / 544ページ
発売日:2018.02.23
ISBN:9784845632091

以下インフォメーションより

僕たちが愛してやまないエレキ・ギターは、一体いつ頃、どのようにして生まれ、進化を遂げてきたのか? 最初にギターがエレクトリック化されたのは、1890年にGeorge Breedが作ったサステイン・サウンド装置と言われている。その後、リッケンバッカーによってフライングパン(スティール・ギター)が開発され、チャーリー・クリスチャンが楽団でギブソンES-150で軽快なソロをとり、レス・ポールが『ログ』と呼ばれるソリッド・ギターを開発し、レオ・フェンダーがテレキャスターを世に贈り、ビートルズが登場し、ボブ・ディランがエレキを手にし、ジミ・ヘンドリックスが......、と、昨今におけるエレキ・ギターの存在は、時代の寵児たちによる発明と革新がくり返された末に根付いたものだ。本書では、約130年に及ぶその歴史を、機材とギタリストの両面から紐解いていく。今も世界中を虜にする"奇跡の音"は、あそこから始まったのだ。

【本の内容】
第1章 : ブラザー、ミュージシャン、聴け、奇跡の音を!
第2章 : 偉大なるチャーリー・クリスチャンの功績
第3章 : レス・ポール 〜ウォキショーから来た魔法使い〜
第4章 : モデルT 〜テレキャスターが切り拓いた新世界〜
第5章 : ブルース(とカントリー)から生まれた子、ロックンロール
第6章 : ソリッド・ボディのストラディバリウス
第7章 : ファブ12 〜ビートルズがやって来た!〜
第8章 : ジミ・ヘンドリックス 〜アンプリファイドされた革命〜
第9章 : 噴火 〜伝説の爆撃機、世界へ〜
第10章: メイド・イン・ジャパン
第11章: ギター・オタクの逆襲
第12章: プラスティック・ファンタスティック 〜ビザール・ギターの復権〜

<著者プロフィール>

ブラッド・トリンスキー
世界一の発行部数を誇るミュージシャンのための専門誌、『ギター・ワールド』誌の編集長を25 年間に渡って務める。ジミー・ペイジの自伝『奇跡〜ジミー・ペイジ自伝(Light & Shade: Conversations with Jimmy Page)』の著者でもある。

アラン・ディ・ペルナ
長年『ギター・ワールド』誌や『ギター・アフィショナドウ』誌の執筆陣に名を連ねるほか、『ローリング・ストーン』誌、『クリーム』誌、『ビルボード』誌、『ギター・プレイヤー』誌など、一流音楽雑誌でもライターを務める。インタビューを通して多数のギタリストのスタイルを掘り下げた『Guitar Masters: Intimate Portraits』の著者でもある。

石川 千晶(いしかわ ちあき)
プロモーター時代に忌野清志郎with Booker T &The MGs のコーディネーターを務める。MSI 盤を中心に対訳多数。一時ヴィヴィドにも所属。併行して92 年よりギター・マガジン誌の翻訳に着手。過去にはローリング・ストーンズやスティーヴィー・レイ・ヴォーンの別冊ムックも担当。