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ピカソからアンディ・ウォーホルまで　200枚以上のアルバムカヴァーを掲載したアート／ジャケット本『Art & Vinyl』が発売

2018/01/25 16:10掲載（Last Update：2018/01/26 06:46）
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Art & Vinyl / Antoine De Beaupré
Art & Vinyl / Antoine De Beaupré
ピカソからアンディ・ウォーホルまで、ビジュアル・アーティスト達がアート作品の素材としてどのようにレコード・アルバムを検討してきたかの軌跡を辿る一冊。20世紀半ばから現在までに制作された200枚以上のアルバム・カヴァーを掲載したアート／ジャケット本『Art & Vinyl』が海外で3月に出版されます。

本書は、パリの古書店Librarie Galerie 213とTotal Recordsの創設者であるAntoine De Beaupréが10年近くの制作期間を経て、近代的かつ現代的なビジュアルアートの媒体としてのアナログレコードの歴史をまとめ上げた計464ページのハードカバー本です。

本書には、パブロ・ピカソ、エド・ルシェ、マルレーネ・デュマス、サイ・トゥオンブリー、オノ・ヨーコ、ジャン＝ミシェル・バスキア、バーバラ・クルーガー、ロバート・ラウシェンバーグ、ソル・ルウィット、ソフィ・カル、アンディ・ウォーホルほか、様々なアーティストの作品が含まれており、ジャンルもロック、ポップ、ジャズ、クラシックと様々です。

現在、サンフランシスコのギャラリーでは、同名の展示会＜ART & VINYL: ARTISTS & THE RECORD ALBUM FROM PICASSO TO THE PRESENT＞も行われており、本書にも掲載されたアルバム・カヴァーが展示されています。

掲載／展示アルバム・カヴァーの一例

Wolfgang Tillmans, 2016/1986 EP (2016)


Yayoi Kusama, Lucky by Towa Tei (2013)


Takashi Murakami, Graduation by Kanye West (2007)


Christian Marclay, Record Without a Cover (1999)


Barbara Kruger, Business of Punishment by Consolidated (1994)


Gerhard Richter, Goldberg Variations (1984)


Keith Haring, Would Ya Like More Scratchin by Malcolm McLaren and The World’s Famous Supreme Team Show (1983)


Raymond Pettibon, Jealous Again by Black Flag (1982)


Joan Miro , Quan L’aigua Es Queixa (1979)


Ed Ruscha, Music by Mason Williams (1969)


Jim Dine and Andy Warhol, Catalogue and Record of Interviews for the Popular Image exhibition at the Washington Gallery of Modern Art (1963)


Josef Albers, Provocative Percussion Volume 4 by Enoch Light and The Light Brigade (1962)