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NHK BS1で犬のドキュメンタリー4本放送 『犬の秘められた力』『氷を駆ける犬』『10万ドルのクローン子犬』『犬の非情都市LA』

2017/12/25 03:28掲載
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NHK BS1『犬の秘められた力』(c)Oxford Scientific Films
NHK BS1『犬の秘められた力』(c)Oxford Scientific Films
NHK BS1「BS世界のドキュメンタリー」では<シリーズ “ドッグ”な物語”>と題して、犬のドキュメンタリー4本を2018年1月8日(月)深夜〜11日(木)深夜に連日放送。

犬の驚きの能力を解明する科学ドキュメント『犬の秘められた力』、厳冬期にも高い能力を発揮するグリーンランド犬の物語『氷を駆ける犬』、クローン子犬の最前線をドキュメントした『10万ドルのクローン子犬』、犯罪が多発する南ロサンゼルスが舞台の『犬の非情都市LA』が放送されます

●『犬の秘められた力』

2018年1月9日(火)午前0時00分〜

犬はなぜ、これほど人間に愛される存在になったのか。人の4倍の視力と60倍の聴力を持ち、人の心を瞬時に読むことができる犬。その驚きの能力を解明する科学ドキュメント。

断崖絶壁の上に立つ飼い主の動作や心を読み、合図なしで主人と同時に海へとダイブする犬。頻繁に失神する病を患う男性に寄り添い、異変の前兆を察知して警告する相棒。一千個もの玩具の名前を聞き分ける犬もいる。常にリーダーと行動をともにし、仲間を守る本能を持ち、人間の表情や動作を察し、状況判断に優れ・・・愛すべきパートナーとしての条件を兼ね揃えた犬の、可愛らしい仕草や豊かな表情も優れたアングルで捉えた!

原題:Secret Life of Dogs
制作:Oxford Scientific Films(イギリス 2016年)

●『氷を駆ける犬』

2018年1月10日(水)午前0時00分〜

雪と氷が広がる極北の大地に暮らす人々の暮らしを支えるのが、厳冬期にも高い能力を発揮するグリーンランド犬だ。極地探検隊にも欠かせない存在となってきた名犬の物語。

グリーンランドの厳しい冬が終わる頃、村の男たちは犬ぞりを操って食料調達に出発する。気温は-36度。狩りで頼りになるのがグリーンランド犬だ。分厚い被毛を持ち、ブリザードの中でも寝ることができる。体重の倍以上もある荷物を載せて時速10キロで氷上を駆け、鋭い嗅覚を生かして、シロクマなど危険な敵の存在もキャッチする。美しい景色を背景に、酷寒の地に住むイヌイットの人々と、彼らを支えるグリーンランド犬のたくましい姿をとらえる。

原題:Ice Dogs
制作:RareFire Production / Home Brew Films(南アフリカ 2016年)

●『10万ドルのクローン子犬』

2018年1月11日(木)午前0時00分〜

ペットのクローンを提供する韓国のバイオ企業が、イギリスで行ったキャンペーン活動に密着。愛犬を失う恐れを抱く人々の姿と、クローン子犬の最前線をドキュメント。

1件10万ドル=およそ1千万円で、500匹を超すペットのクローンを誕生させてきた会社が“愛犬家大国”イギリスでの顧客獲得を目指して、「優勝者には無料でクローン子犬を贈呈」というコンペを開催した。拒食症に苦しみ愛犬を心の支えにする女性、自閉症の息子が唯一心を開くグレートデンを飼う夫婦・・・さまざまな境遇の愛犬家を前に、韓国の担当者たちは揺れる。クローン技術の限界やリスクについての専門家の見解も。

原題:The $100,000 Puppy
制作:CB Films(イギリス 2014年)

●『犬の非情都市LA』

2018年1月12日(金)午前0時00分〜

大都会では、人間以上に犬が過酷な状況に追い込まれることがある。犯罪が多発する南ロサンゼルスを舞台に、虐待や飼い犬の責任放棄で非情な運命に見舞われる犬の社会をルポ。

年間3万5千匹の野良犬が保護され、その多くが殺処分となる南LA。精神や肉体が傷つき、人を信用しなくなった犬の扱いは難しく、善意で里親になっても結局は安楽死させるケースもある。一方で、隣近所からの苦情が殺到して疲労困憊する飼い主も。ジャーナリストのルイ・セローが、トレーナーによる凶暴犬のしつけや、犬のレスキュー隊、老犬の介護などの取り組みも見学しながら、大都会での犬と人間の関係の“闇”に切り込む。

原題:Louis Theroux’s LA Stories: City of Dogs
制作:BBC(イギリス 2014年)

http://www6.nhk.or.jp/wdoc/index.html