
武部聡志 / すべては歌のために ポップスの名手が語る22曲のプロデュース&アレンジ・ワーク
武部聡志の足跡を追うと、日本のポップス史が見えてくる。1977年よりプロとしてのキャリアをスタートさせた音楽家、武部聡志による初の単著『すべては歌のために ポップスの名手が語る22曲のプロデュース&アレンジ・ワーク』がリットーミュージックから2018年1月23日発売。
膨大なアレンジ/プロデュース作品の中から、自身にとってエポック・メイキングと呼べる22曲をピックアップ。「サウンド・メイク」「レコーディング手法」「作曲」「ストリングス・アレンジ」「歌入れ」「音楽監督」、そして「アーティスト・プロデュース」など、あらゆる角度から音楽制作のノウハウを語っています。
また武部をよく知る4名のゲストが、現場における「武部聡志の仕事ぶり」について語っています。
●『すべては歌のために ポップスの名手が語る22曲のプロデュース&アレンジ・ワーク』
価格:2,160円(本体2,000円+税)
品種:書籍
著者:武部 聡志(著)
仕様:A5判 / 280ページ
発売日:2018.01.23
ISBN:9784845631759
【本の内容】
PROLOGUE プロデューサー/アレンジャーとして大切にしていること
SONG 01 「卒業」斉藤由貴
SONG 02 「あなたを・もっと・知りたくて」薬師丸ひろ子
SONG 03 「Rainy Blue」德永英明
SONG 04 「瑠璃色の地球」松田聖子
SONG 05 「流星のサドル」久保田利伸
SONG 06 「どしゃ降りWonderland」今井美樹
SONG 07 「危険な女神」KATSUMI
SONG 08 「全部だきしめて」吉田拓郎とLOVE LOVE ALL STARS
SONG 09 「believe」山口由子
SONG 10 「サクラ・フワリ」松たか子
SONG 11 「もらい泣き」一青 窈
SONG 12 「ハナミズキ」一青 窈
SONG 13 「僕らの音楽-オープニングテーマ-」武部聡志
SONG 14 「桜色舞うころ」中島美嘉
SONG 15 「Progress」kōkua
SONG 16 「いつか離れる日が来ても」平井 堅
SONG 17 「みらい」ゆず
SONG 18 「さよならの夏 〜コクリコ坂から〜」手嶌 葵
SONG 19 「ANNIVERSARY」JUJU
SONG 20 「心の旋律」有安杏果
SONG 21 「糸」EXILE ATSUSHI
SONG 22 「結婚しようよ」chay
[ゲスト・インタビュー]
長岡和弘(Producer / Director)
一青 窈(Artist)
小倉博和(Guitarist / Arranger / Sound Producer)
今井邦彦(Recording & Mixing Engineer)
[コラム]
80年代のレコーディング時間割
マイク選びもプロデューサーの仕事
ギタリストであり、ベーシストでもあり
スタジオでのストリングス・アレンジ
歌の「つなぎ」
<著者について>
武部聡志(Satoshi Takebe)
作曲家/編曲家/音楽プロデューサー。
1957年2月12日生まれ。東京都出身。
国立音楽大学在学時より、かまやつひろしのバック・バンドへ参加したことをきっかけに、プロ・ミュージシャンとしてのキャリアをスタート。
1983年の松任谷由実コンサートツアー「REINCARNATION」以降、すべてのツアーの音楽監督を担当。他にも、吉田拓郎など多数のコンサートで音楽監督を務めている。
CX系ドラマ『BEACH BOYS』、『西遊記』、etc、スタジオジブリ作品『コクリコ坂から』など、サウンドトラックでも才能を発揮。また『僕らの音楽〜our music〜』『MUSIC FAIR』『FNS歌謡祭』など音楽番組の音楽監督としても、その手腕に定評がある。
プロデューサーとしては一青窈などを世に送り出したことで知られ、NHK総合『プロフェッショナル 仕事の流儀』の番組主題歌のために結成されたバンド、kōkuaを成功に導いた。サウンド・プロデュース/アレンジまで含めると手掛けた作品は膨大な数に上る。