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R.E.M.が「Everybody Hurts」のオフィシャル・リリックビデオを公開

2017/12/08 04:24掲載
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R.E.M. / Automatic For the People: 25th Anniversary Edition
R.E.M. / Automatic For the People: 25th Anniversary Edition
R.E.M.が「Everybody Hurts」のオフィシャル・リリックビデオを公開。この曲はアルバム『Automatic for the People』(1992年)に収録。同作の発売25周年記念エディションのリリースにあわせて公開されています。



25thアニヴァーサリー・エディションはSpotifyで全曲リスニング可


このエディションはCD3枚+Blu-ray1枚の計4枚組。海外で11月10日発売。リイシュー元はCraft Recordings

内容は以下のとおり

●CD1
新たにリマスタリングされたオリジナル収録曲を収録

●CD2
1992年11月19日に米ジョージア州アテネの40 Watt Clubにて行われたコンサートのライヴ音源20曲を収録

●CD3
未発表曲「Mike’s Pop Song」も含んだ未発表デモ音源20曲を収録。

●Blu-ray
『Automatic for the People』のサラウンド・ミックス(Dolby Atmos Mix)、ミュージックビデオほかを収録。

また同日には2CDエディション、リマスター音源採用のアナログレコード版も発売。

以下は以前に公開された音源・映像

「Ignoreland」のリリックビデオ


ナタリー・マーチャントをフィーチャーした「Photograph」


ミュージックビデオ「Nightswimming (R Version)」


ボックス開封映像


「Devil Rides Backwards (Demo)」


「Mike’s Pop Song (Demo)」


「Man On The Moon」のミュージックビデオ


以下、リリース決定時のプレスリリース(日本語訳:ユニバーサルミュージック)より

R.E.M.の『AUTOMATIC FOR THE PEOPLE 』の25周年記念盤が11月10日に世界同時リリース!

ドルビー・アトモス・ミックスも収録した初のメジャー・リリース作品。

「R.E.M.は美しく動き回るサウンドを創り出す自分たちの才能に抵抗することができない。」―ニューヨーク・タイムズ紙

「★★★★★ 『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』はいやおうなく音楽的に魅力的。」―ローリング・ストーン誌

「神様、彼らがもっとも最高です。彼らは成人のような成功を成し遂げた上に、素晴らしい音楽を提供しつづけています。」カート・コバーン 1994年ローリング・ストーン誌のインタビューにて

R.E.M.は彼らのランドマーク的作品となる1992年の『オートマティック・フォー・ザ・ピープル』のリリース25周年を記念して同作のアニヴァーサリー・エディションをリリース。リマスターされたアルバムはさまざまなフォーマットでリリースされるが、最も注目となるのはデラックス・ヴァージョンで、アルバムの全てをドルビー・アトモスでミックスした音源もフィーチャーされたブルーレイ・ディスクが付いている。

アルバム(+ナタリー・マーチャントをフィーチャーしたボーナストラック<フォトグラフ>)はオリジナル・プロデューサーであるスコット・リットとオリジナル・エンジニアの クリフ・ノレルの二人によりドルビー・アトモス仕様でリミックスが施された。このドルビー・アトモスという最新テクノロジーは、 ステレオが提供できるサウンドをはるかに超えて、広範で流暢なオーディオでのサラウンド・サウンドの飛躍を得て、よりリスナーが没頭できるサウンドを実現。 リスナーを多次元のオーディオによってレコーディング・スタジオ内に移動させる。―これは、音楽を聴く時間がとても活気的で変革的な体験であることを思い起こさせ、1992年に最初にこのアルバムを聞いたときに感じた感情を再燃させる。この表現力豊かな、息を呑むようなフォーマットで商業的にリリースされるのは今回この『オートマティック・フォー・ザ・ピープル』が初のアルバムとなる。

さらに4枚組ボックスとなるデラックス・ヴァージョンには今回初リリースとなるマテリアルが存分に収録されている。バンドはLPのセッションにおいてこれまでの未発表デモを20曲選曲、その中の「マイクズ・ポップ・ソング」が本作のインスタント・グラット・トラックとして初お目見えとなった。

今回の25周年記念エディションには、『Live At The 40 Watt Club 11/19/92』のというR.E.M.がホームタウンであるジョージア州アセンズで1992年11月19日に行ったフル・ライヴ音源を収録。この年にR.E.M.がライヴを行ったのはたったこの1回だったという貴重な音源。スティーヴン・マーカソンがオリジナル・アナログ・テープからのリマスタリングを施した。

LPサイズのボックス仕様のデラックス・エディションには、アントン・コービンやメロディ・マクダニエル撮影による未発表写真、メンバー4人の最新インタビューを行ったスコットランド人音楽ジャーナリスト、トム・ドイルの新ライナーノーツなどを掲載した60Pの本が同梱。ドルビー・アトモスのミックスに加え、ハイレゾ・マスター音源、7曲のミュージック・ビデオ、さらにオリジナル・リリース1992年時のEPKも収録したブルーレイ・ディスクも含まれている。

また、25周年記念エディションは、デジタル・ダウンロード・カード付き180g重量盤LP、さらにアルバムと『Live At The 40 Watt Club 11/19/92』の2枚のCDのみの2CDヴァージョンも発売される。

史上最高のロック・アルバムの1枚として広く認められている『オートマティック・フォー・ザ・ピープル』は R.E.M.の8枚目のスタジオ・アルバム。ニューオリンズからシアトル、ホームタウンのアセンズ、さらにはマイアミまでさまざまなロケーションでのセッションから生まれた1枚。ローリングストーン誌が選出したオールタイム・グレイテスト・アルバム500にもランク・イン。 レッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズが4曲でストリングス・アレンジメントで参加。1992年10月にリリースされ全英チャート1位、全米チャート2位を記録し、1800万枚の世界セールスを上げた。

マイケル・スタイプは本作から「死」をテーマにしたアルバムを多く発表するが、「死とは多くの作家が長く取り組んできたテーマ。死によって人生の美しさとはかなさを知り、今の瞬間を思い切り生きようと思う。死は突然やってきて、みんなそれを知っている。僕はこのアルバムが最も結束力のあるレコードだと思う。最初から最後まで力強い作品。」とマイク・ミルズは語る。