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ザ・スミスが『レコード・コレクターズ』の表紙&特集に初登場

2017/10/04 20:53掲載(Last Update:2017/10/09 21:33)
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レコード・コレクターズ 2017年 11月号
レコード・コレクターズ 2017年 11月号
ザ・スミス(The Smiths)が『レコード・コレクターズ』の表紙&特集に初登場。彼らの何が稀有で、何が美しかったのか。『レコード・コレクターズ11月号』は10月13日発売。特集はこのほか、ザ・フー『トミー』、「追悼 グレッグ・オールマン」、「ベルウッド・レコード」も
●『レコード・コレクターズ 2017年 11月号』

【特集】 ザ・スミス

ザ・スミスがデビューしたのは、デジタル機材を駆使したサウンド全盛の1983年。しかし、彼らはシーンの動向とは距離を置き、独自の美学を発揮したモリッシーの歌声とジョニー・マーが主導するギター・バンド・サウンドで高い人気を獲得しました。87年までの短い活動期間にもかかわらず、後のバンドにも大きな影響を与えたのはなぜなのか。最高傑作とも言われる『ザ・クイーン・イズ・デッド』のデラックス・エディションがリリースされるこの機会に、改めてザ・スミスの歩みを振り返ります。

■ 独自の美学で支持を集めた希有なバンドの歩み(大鷹俊一)
■ ジャケットや歌詞から浮かび上がるテーマを読み解く(渡辺亨)
■ 楽曲に備わっていた音楽的な密度の濃さの秘密(安藤優)
■ ジョニー・マー・インタヴュー~音楽面を支えたギタリストが自身のルーツ、ロリー・ギャラガーを語る(富岡秀次)
■ ザ・スミス・ディスコグラフィー
オリジナル・アルバム/重要編集盤(池上尚志)
オリジナル・シングル(油納将志)
■ 『ザ・クイーン・イズ・デッド~デラックス・エディション』解説(宮子和眞)
■ モリッシーのザ・スミス解散後のキャリア(行川和彦)
■ ジョニー・マーのその後の音楽遍歴をたどる(小野島大)


【特集】 ザ・フー『トミー ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール』

ザ・フーの代表作のひとつに数えられる『トミー』。去る3月30日/4月1日に行なわれたロイヤル・アルバート・ホールにおけるライヴ・パフォーマンスで、遂にその全曲が披露されました。50年以上の長きにわたるバンドの歴史上、初めてとなる快挙です。その模様を捉えたソフトが早くもリリースに。オーケストラ・ヴァージョンが作られたり映画化そしてミュージカル化がなされたりと、1969年の発表以来、様々なかたちで進化を遂げてきたこの作品の歴史も振り返りながら、“ロック・オペラの金字塔"の魅力を改めて探ります。

■ “ロック・オペラ"の金字塔を初めて完全再演した、必見・必聴のライヴ作(若月眞人)
■ 『トミー』ストーリー詳説(山崎智之)
■ 『トミー』とその関連作品(犬伏功)
■ 『トミー』の主なカヴァー作品(犬伏功)
■ 『トミー』 『ア・ハード・デイズ・ナイト』だけではない魅惑のロック映画(長谷川町蔵)


【特集】 追悼 グレッグ・オールマン

グレッグ・オールマンは1960年代半ばから兄のデュエインと一緒にバンド活動を開始。69年にはオールマン・ブラザーズ・バンドを立ち上げました。バンドが大きな話題となっている最中にデュエインが亡くなるなどの苦難がありながらも、グレッグはオールマンズ、ソロと活動を続けていきます。90年代以降は、シーンの変化や若いメンバーの加入もあり、オールマンズ/ソロとも高い評価を得ていましたが、今年5月に病のため逝去。ブルースを中心とする南部音楽を生涯にわたって追求した彼の音楽は、遺作となった『サザン・ブラッド』でもさらに深みを増しています。

■ 兄が作ったオールマンズを引き継ぎ、ブルースにこだわり続けたシンガー(佐野ひろし)
■ グレッグ・オールマン・ディスコグラフィー
オールマン・ブラザーズ・バンドほかのアルバム(遠藤哲夫)
ソロ・アルバム(青山陽一)


【特集】 ベルウッド・レコード45周年
■ 高田漣インタヴュー~親子二代にわたるベルウッドの看板アーティストが語るレーベルの独自性(松永良平)
■ Bellwood 45th Anniversary UHQCD Collection(武田昭彦)


□ ジャクソン・ブラウン
インタヴュー~日本限定ライヴ盤を発売し期待の来日公演に臨んで語った自身の音楽の意味(天辰保文)
□ キング・クリムゾン
フロントマンのジャッコ・ジャクスジクに、最新ライヴ盤の選曲基準やドラマー3人編成の意図を聞く(松井巧)
□ デイヴィッド・ボウイ
ボックス第3弾『ア・ニュー・キャリア・イン・ア・ニュー・タウン』は、“欧州3部作"中心の11枚組(立川芳雄)
□ デイヴィッド・ギルモア
ピンク・フロイド以来、45年ぶりに円形闘技場での演奏がかなった『ライヴ・アット・ポンペイ』(赤岩和美)
□ アート・オブ・ノイズ
インタヴュー~サンプリング・サウンドに革命を起こした覆面ユニットの実行部隊が活動を再開(田山三樹)
□ ザ・ドアーズ
米国で発表したシングル20枚の全40曲に、初製品化となるモノ音源4曲を追加した『ザ・シングルズ』(石川真一)
□ レコードの日
恒例イヴェントの多様なリリースで世界的な復興が進むアナログ盤を愛でる!(片島吉章)

ほか