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『ブレードランナー』の“空白の30年間”を描く短編アニメが公開、監督は『カウボーイビバップ』の渡辺信一郎

2017/09/26 20:57掲載(Last Update:2017/09/26 21:04)
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ブレードランナー ブラックアウト2022
ブレードランナー ブラックアウト2022
映画『ブレードランナー』から続編『ブレードランナー 2049(Blade Runner 2049)』に至る“空白の30年間”のエピソードの一つを描く短編アニメ『ブレードランナー ブラックアウト2022』が公開。監督は『カウボーイビバップ』『サムライチャンプルー』『スペース☆ダンディ』の渡辺信一郎。音楽はフライング・ロータス(Flying Lotus)

物語の舞台は2022年の世界。イギーとトリクシーという2人のレプリカントが、本物の人間になるために引き起こす大停電<ブラックアウト 2022>が描かれます。イギー役は松田健一郎、トリクシー役は青葉市子、レン役は古川慎。

今回、渡辺信一郎監督が『ブレードランナー 2049』の制作スタジオであるAlcon Entertainmentからオファー受けて制作。渡辺は「アニメの仕事をするうえで一番影響を受けた作品は、やはり『ブレードランナー』になります」「アニメ版を制作するにあたり気を付けたのは、『ブレードランナー』に最大限のリスペクトを払うこと」とコメントを寄せています。



以下は以前に公開された予告映像


前作から30年後となる2049年の世界が舞台の『ブレードランナー 2049』。監督を務めるのはドゥニ・ヴィルヌーヴ監督(『ボーダーライン』『プリズナーズ』)。前作の監督を務めたリドリー・スコットは製作総指揮として参加。脚本は前作に引き続きハンプトン・ファンチャーが『グリーン・ランタン』のマイケル・グリーンと共に担当しています。製作はアルコン・エンターテインメント。

『ブレードランナー 2049』ではハリソン・フォードが再び主人公のリック・デッカードを演じるほか、ライアン・ゴズリング、アナ・デ・アルマス、ロビン・ライト、デイヴ・バウティスタ、マッケンジー・デイヴィス、ジャレッド・レト、バーカッド・アブディらがキャスティングされています。

『ブレードランナー 2049』の全米公開は2017年10月6日。日本公開は10月27日。

以下は前日譚となるショートフィルム集

『2048: Nowhere To Run』
デイヴ・バウティスタ演じるキャラクターのバックストーリーが描かれた短編で、監督はリドリー・スコットの息子ルーク・スコット。


『2036: Nexus Dawn』
ジャレッド・レト演じるキャラクター、ナイアンデール・ウォレスにスポットを当てた2036年が舞台の短編。こちらも監督はリドリー・スコットの息子ルーク・スコット


以下は以前に公開された映像