HOME > ニュース >

キング・クリムゾンのライヴ・アルバム『ライヴ・イン・ウィーン 2016+ライヴ・イン・東京 2015』 詳細発表

2017/08/04 17:21掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
King Crimson
King Crimson
キング・クリムゾン(King Crimson)のライヴ・アルバム『ライヴ・イン・ウィーン 2016+ライヴ・イン・東京 2015』、詳細が発表されています。発売は日本で9月27日。リリース元はWOWOWエンタテインメント。

以下、インフォメーションより

ライヴ本編にあたる2016年12月1日のウィーン公演はアンコールを含め全27曲完全収録。ドラム・トリオの一角、ビル・リーフリンがジェレミー・ステイシーに交代し行われた2016年ヨーロッパ・ツアーは3rdアルバム『リザード』収録の大作タイトル曲を部分抜粋ながらライヴで初披露、2016年初頭に亡くなったデヴィッド・ボウイへのトリビュートとしてアンコールで「ヒーローズ」を演奏するなどファンの注目を集める話題が目白押し。また発売が5月から9月へ延期された理由もライヴの出来が良く、単にキング・クリムゾン・コレクターズ・クラブのスペシャル版としての発売ではなく、ロバート・フリップ自らが陣頭指揮を執り、ヒット作となった『ラディカル・アクション』クラスのクオリティを持った作品へブラッシュアップさせるための作業期間が必要だったためだそうだ。

期待値の高いウィーン・ライヴ本編以上に話題となっているのが、日本盤パッケージのみに付く『ライヴ・イン・ジャパン2015』部分だろう。当初、この日本盤専用ライヴCDは東京・渋谷オーチャード・ホール6公演から全10曲をチョイスとアナウンスされていたが、最終的には2015年のジャパン・ツアー全10公演から1曲ずつピックアップしたものに最終段階で変更された。過去、日本盤用にボーナス・トラックが追加されることはあったが、専用のライヴCDが制作されたことは一度もなく、このCDは長きに渡りクリムゾンを支持してきた日本のファンが勝ち取った最大の成果と呼べるだろう。

2015年ジャパン・ツアーの各会場に足を運んでくれたファンへのバンドから感謝の気持ちと、2015年ツアーのハイライトであり密度の濃いパフォーマンス揃いだった日本10公演をきちんとした形で残したいという意欲を込め、ディシプリンはこのCDに『オフィシャル・ブートレッグ・ジャパン・ツアー・ダイアリー』というタイトルを冠している。

また、ウィーン・ライヴ・本編にあたるCD1、CD2は通常CDフォーマットだが、CD3の『ライヴ・イン・ジャパン2015』部分は永久保存盤としてHQCDフォーマットでプレスされることが決定している。

『ライヴ・イン・ウィーン 2016+ライヴ・イン・ジャパン 2015』は日本大幅先行発売となり、海外は2018年1月以降の予定となっている。

●キング・クリムゾン
『ライヴ・イン・ウィーン 2016+ライヴ・イン・ジャパン 2015』
2017年9月27日発売
3CD(2CD+HQCD)
IECP-10346〜8 ¥5,500+税

≪Disc 1 ≫
Walk On – Soundscapes. Monk Morph Music Of The Chamber / 入場―サウンド・スケープ
The Hell Hounds of Krim / ザ・ヘルハウンズ・オブ・クリム
Pictures of a City / 冷たい街の情景
Dawn Song / 夜明けの歌
Suitable Grounds for the Blues / ブルースに適した環境
VROOOM / ヴルーム
The ConstruKction of Light / コンストラクション・オブ・ライト
The Court of the Crimson King / クリムゾン・キングの宮殿
The Letters / ザ・レターズ
Sailor’s Tale / 船乗りの話
Interlude / 間奏曲
Meltdown /メルトダウン
Radical Action II /ラディカル・アクションⅡ
Level Five / レヴェル・ファイヴ

≪Disc 2 ≫
Fairy Dust Of The Drumsons
Peace /平和
Cirkus / サーカス
Indiscipline / インディシプリン
Epitaph /エピタフ〜墓碑銘
Easy Money /イージー・マネー
Devil Dogs of Tessellation Row /デヴィル・ドッグス・オブ・テセレーション・ロウ
Red / レッド
Meltdown / メルトダウン
Larks’ Tongues in Aspic Part Two /太陽と戦慄 パート2
Starless /スターレス
Heroes / ヒーローズ
21st Century Schizoid Man /21世紀のスキッツォイド・マン

≪Disc 3≫
12月7日 東京・渋谷 Bunkamura オーチャード・ホール
Walk On: Soundscapes / サウンドスケープ〜Larks’ Tongues in Aspic Part One / 太陽と戦慄 パート1

12月8日 東京・渋谷 Bunkamura オーチャード・ホール
One More Red Nightmare / 再び赤い悪夢

12月9日 東京・渋谷 Bunkamura オーチャード・ホール
A Scarcity of Miracles / スケアシティ・オブ・ミラクルズ

12月10日 東京・渋谷 Bunkamura オーチャード・ホール
Banshee Legs Bell Hassle / バンジー・レッグス・ベル・ハッスル

12月12日 大阪・フェスティバル・ホール
Radical Action (to Unseat The Hold of Monkey Mind) / ラディカル・アクション

12月13日 大阪・フェスティバル・ホール
Meltdown / メルトダウン

12月16日 東京・渋谷オーチャード・ホール
Radical Action II / ラディカル・アクション II

12月17日 東京・渋谷オーチャード・ホール
Peace (in Japanese) / 平和

12月19日 高松・サンポート・ホール
The Talking Drum / ザ・トーキング・ドラム

12月21日 名古屋・国際会議場センチュリー・ホール
21st Century Schizoid Man / 21世紀のスキッツォイド・マン