The Art of Sound: A Visual History for Audiophiles
蓄音機以前から現代の音楽配信やサブスクリプション型サービスまで、音響と録音の技術の歴史を一冊にまとめたオールカラー図鑑『The Art of Sound: A Visual History for Audiophiles』が翻訳刊行決定。『アート・オブ・サウンド 図鑑 音響技術の歴史』の邦題でDU BOOKSから9月15日発売予定。限定生産2,000部。
本書は、ロンドン在住の作家/マルチ楽器奏者/プロデューサー、テリー・バロウズが、世界一の音楽技術資料を保有する英国のEMIアーカイブ・トラストと共同で制作したもの。
本書では、録音における「機械」「電気」「磁気」「デジタル」の技術区分を章にまとめて歴史を解説。章の頭に年表を置き、イノベーションの流れを整理しています。
また時代を彩った録音・再生の名機の数々が登場するほか、フォノグラフのトーマス・エジソンやナップスターのショーン・ファニングなど、古今の音響技術史を代表する技術考案者・開発者のバイオグラフィも掲載されます。
掲載写真と図版は850点以上。
以下は洋書『The Art of Sound: A Visual History for Audiophiles』のページサンプル
●『アート・オブ・サウンド 図鑑 音響技術の歴史』
テリー・バロウズ (著), 坂本 信 (翻訳)
<著者について>
☆Terry Burrows
ロンドン在住の作家、マルチ楽器奏者、プロデューサー。
ユキオ・ユン名義でのカルト・パフォーマンスでも知られる。音楽史や教育、技術、ポピュラー心理学、現代史に関する著作を80冊以上出版する多作家でもあり、その著作は14か国で出版。
☆共著: EMIアーカイブ・トラスト
ユニバーサル・ミュージック・グループの支援で1996年に設立。
規模と取り扱い分野の広さの点で世界一の音楽技術資料を保有。他に類を見ない収蔵品の数々は、1877年以降の世界中の音楽産業に関する、あらゆる面での記録を網羅している。
☆翻訳: 坂本 信
札幌市出身。1980年代から音楽や楽器関連の取材や通訳を行い、『ビートルズ・ギア』や『作曲家と出会う』 シリーズ(共にリットーミュージック刊)、『レッド・スペシャル・メカニズム』(DU BOOKS刊)などを翻訳。ベーシストとしても活動。