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『レコード・コレクターズ6月号』はザ・ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を特集

2017/05/09 17:40掲載
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レコード・コレクターズ2017年6月号
レコード・コレクターズ2017年6月号
『レコード・コレクターズ6月号』はザ・ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を特集。「ザ・ドアーズ『ハートに火をつけて』50周年記念盤」「ヴァン・モリソンとバート・バーンズ」の特集も。5月15日発売
●『レコード・コレクターズ2017年6月号』

【特集】 ザ・ビートルズ『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』

ビートルズの傑作として名高い『サージェント・ペパーズ』。リリースから50周年を迎え、当時の録音技術の粋を集めたコンセプト・アルバムとも言われるこの作品のデラックス盤がついに発売されます。ジャイルズ・マーティンが手がけたリミックス、未発表のセッション音源などが収録された今回のセットが、この歴史的なアルバムの新たな魅力を引き出してくれることは間違いありません。

■ グラフィック・ステーション
「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー/ペニー・レイン」のシングル盤
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のオリジナル盤ほか
■ アビー・ロード・スタジオでの試聴イヴェントを現地取材!(富岡秀次)
■ 勅使河原彦左衛門くん[レコスケくんの改名宣言の巻](本秀康)
■ 4人の天才たちが作り上げた“長持ちする芸術作品"と、その時代背景(大鷹俊一)
■ バンドが解体、再構築されるというドキュメントとしても面白い作品ですね(対談=鈴木惣一朗/ワールドスタンダード × 直枝政広/カーネーション、構成=松永良平)
■ 革新的なレコーディングから50年を経てたどり着いた理想のミックス(サエキけんぞう)
■ 「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー/ペニー・レイン」/『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』全曲ガイド(宮崎貴士)
■ 音楽と同様に凄まじい影響を残したアートワークの価値を探る(藤本国彦)
■ 『50周年記念エディション』解説(森山直明)
■ 『サージェント・ペパーズ』“緒"盤道(真保安一郎)
■ 心に響くカヴァー曲60選/カヴァー・アルバム10選(矢田部正昭)
■ ポール・マッカートニー with リンゴ・スター&フレンズ(岡田敏一)


【特集】 ザ・ドアーズ『ハートに火をつけて』50周年記念盤

1967年初頭に、オルダス・ハクスリーのメスカリン体験を著わした『知覚の扉』にその名が由来する“ザ・ドアーズ"がLAからデビューします。“サマー・オブ・ラヴ"が迫っていた同年4月にリリースされたシングル「ハートに火をつけて」は全米1位の大ヒットとなり、アルバム『ハートに火をつけて』も全米2位の成功を収めました。発売から50年を経て遂にCD化が実現したモノラル・ミックスを含むデラックス・エディションの紹介と併せて、ベーシストを欠いた特殊な編成でジャズやクラシックの要素までを滲ませた、この異形のカリスマに迫っていきます。

■ エレクトラ最大のカリスマ・バンドが誕生するまで(若月眞人)
■ 全曲ガイド(石川真一)
■ 『50thアニヴァーサリー・デラックス・エディション』解説(石川真一)


【特集】 ヴァン・モリソンとバート・バーンズ

このたび発売になった『オーソライズド・バング・コレクション』は、ヴァン・モリソンがソロ・アーティストとしての原点を初めて公認で開示した歴史的な資料です。ゼムでの活動と名盤『アストラル・ウィークス』をつなぐこの時期の音には、当時所属のバング・レコーズを主宰した米国人作曲家/プロデューサー:バート・バーンズが活躍したポップ・ヒットの時代と、ロックがアートとして認知されるアルバムの時代との軋みが刻まれているようです。ヴァン・モリソンのソロ初期を振り返るとともに、バート・バーンズとバング・レコーズについても概説します。

■ ブルース/R&Bへの情熱と“ロック詩人"への転身の間に(佐野ひろし)
■ 『オーソライズド・バング・コレクション』解説(犬伏功)
■ バート・バーンズの代表曲とその功績を振り返る(中村彰秀)
■ バング・レコーズ概論(中村彰秀)

□ ギター・レジェンド・シリーズ
ロック、ブルース、ジャズと多様なジャンルの名演にどっぷり浸れる50タイトル(荒川典久)
□ 『ザ・ベスト・ソングス・オブ・ベルウッド』
創立45周年記念のベスト盤を監修した三浦光紀が、選曲意図や貴重なエピソードを語る(篠原章)
□ ムッシュのいた湘南
誰とでも笑顔で付き合ったかまやつひろしさんの思い出(ジョージ・カックル)
□ レイ・デイヴィス
新作アルバムで英国屈指のひねくれ者が語るアメリカの光と影(和久井光司)
□ フィル・マンザネラ
音による“自伝"が期待できる、待望のソロ来日公演(松井巧)
□ 伊藤銀次
新ミックス満載の『デッドリイ・ドライブ』40周年記念盤(除川哲朗)
□ 金属恵比須
日本のプログレ・シーンの最注目株によるリマスター/カッティングに拘り抜いたベスト盤LP(大平博基)
□ ニートビーツと雷音レコード
アナログ盤ブームが騒がれるなか、カンパニー・スリーヴにも注目! (犬伏功)