セロニアス・モンクが唯一残した映画サウンドトラックがオフィシャル・リリース、1曲試聴可

セロニアス・モンク（Thelonious Monk）が唯一残した映画サウンドトラックがオフィシャル・リリース決定。映画『危険な関係（原題：Les Liaisons Dangereuses）』（1959年、フランス）のために制作した楽曲が初CD化。『Les Liaisons Dangereuses 1960』は海外で5月19日発売されます。なお、CD版に先駆けてアナログレコード版がレコードストアデイに海外で限定発売されています。

映画ではモンクの楽曲・演奏も使われていますが、既発のサウンドトラック・アルバムに収録されているのはアート・ブレイキー＆ジャズ・メッセンジャーズの音源のみ。今回セロニアス・モンクの生誕100周年を記念して、これまで未リリースであった音源がセロニアス・モンク遺産管理人からの正式な許諾を得て初めてリリースされます。

収録されるのは1959年7月27日にニューヨークで録音されたもの。編成はセロニアス・モンク（p）、チャーリー・ラウズ（ts）、バルネ・ウィラン（ts）、サム・ジョーンズ（b）、アート・テイラー（ds）。

現在、「Pannonica (quartet)」が聴けます

●『Les Liaisons Dangereuses 1960』

[CD1]
1. Rhythm
2. Crepuscule with Nellie
3. Six in One
4. Well, You Needn’t
5. Pannonica (solo)
6. Pannonica (solo)
7. Pannonica (quartet)
8. Ba
9. Light Blue
10. By and By (We’ll Understand It Better By and By)

[CD2]
1. Rhythm
2. Crepuscule with Nellie (take 1)
3. Pannonica (45 master)
4. Light Blue (45 master)
5. Well, You Needn’t (unedited)
6. Light Blue (making of)

[演奏]
Thelonious Monk – piano
Charlie Rouse – tenor saxophone
Barney Wilen – tenor saxophone
Sam Jones – bass
Art Taylor – drums