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荒木飛呂彦が80年代を語るコメント動画が公開 80's洋楽ヒット曲を20時間にわたって一挙放送するMTVスペシャル企画より

2017/03/10 19:52掲載
MTV『20時間一挙放送!80年代洋楽ヒットパレード』
MTV『20時間一挙放送!80年代洋楽ヒットパレード』
荒木飛呂彦が80年代を語るスペシャルコメント動画が公開。80年代の洋楽ヒット曲を20時間にわたって一挙放送するMTVのスペシャル企画『80年代洋楽ヒットパレード』にあわせて公開されています。番組では選曲を、80年代の洋楽に造詣のある4人の著名人、荒木飛呂彦、小林克也、西寺郷太、LiLiCoが担当。それぞれが思い入れのある楽曲や影響を受けたアーティストをセレクトしたプレイリストが楽しめます。放送は3月18日(土)朝6時から。



●MTV『20時間一挙放送!80年代洋楽ヒットパレード』
80年代洋楽を20時間にわたってたっぷりお届け
♪荒木飛呂彦、小林克也、西寺郷太、LiLiCoによる選曲も見逃せない!
-ON AIR- 3/18(土)6:00- 26:00

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://www.mtvjapan.com/backto80s/?platform=hootsuite


■荒木飛呂彦
80年代は漫画家としてもイケイケでしたね。ストーリーもどんどん強い敵が出てくるような感じでした。当時の振りきってる感じが音楽にも漫画にもあったと思います。ガンズ・アンド・ローゼズの「Welcome to the Jungle」は、実に細かく色々なアイディアがあって好きでした。プリンスの「When Doves Cry」は、縦に入るリフと地面を張るようなメロディーラインが立体的でセクシーでいいですよね。曲に入る奇声を漫画に取り入れたいと思って、そこから「ジョジョの奇妙な冒険」に擬音が出てきたのかなと思いますね。デイヴィッド・リー・ロスの「California Girls」もイケてる曲ですよね。ハッピーな感じも好きでした。ZZ TOPSの「Legs」は、映像のイメージと音楽がリンクしててピンナップガールとかを思いだすんですよね。油絵みたいに書くノーマン・ロックウェルみたいな書き方なんですけど、ちょっとエロいんですよ。カレンダーによくなってて今でも人気ですよね。そのカレンダーを見ながら曲を聞くといいと思います。

■小林克也

DEVO「Whip It」
70年代後半のパンクファンク、「Devo=人間は退化する」という主張の筋を通し貫いた。アメリカではマスタベイションの歌と云われた。子供はマネをしなさい。

BLONDIE「Rapture」
ラップが使われた初めての大ヒット。当時のNYの「芸術シーン」が良くわかる。実在のラッパー、ダンサー(白い服)、グラフィティアーチスト、バスキアもビデオに出てるぞ。

CULTURE CLUB「Do You Really Want to Hurt Me?」
ボーイ・ジョージは売れない頃、クラブでDJをやっていた。エライ。いかにも80年代の始まりを告げる感覚の音楽。

MICHAEL JACKSON「Beat It」
この曲がきっかけで米MTVはブラック・アーティストをどんどん紹介するようになった。米ラジオではロックチャートでもランクイン。(エディ・ヴァン・ヘイレンのおかげ?)

DAVID BOWIE「China Girl」
大ヒット『「Let’s Dance』の影に隠れたが、ロックファンの支持が強かった。デヴィッド・ボウイの歌い方、イギー・ポップっぽくなったね。「革命家」のボウイに「中国女」が「あんた黙って、シー!」て云うくだりがいいね。

PRINCE「1999」
この大ヒットは16年経った21世紀を迎える1999年頃に、もっとかかったかも知れない。プリンスは二度美味しかった。

TALKING HEADS「Burning Down the House」
NYニュー・ウェーヴ、パンクではダントツの影響力。デイヴィッド・バーンはマイ・ペースの孤高のアーチスト

FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD「Relax」
鋭い感覚を持ったバラバラのグループだったが、トレヴァー・ホーンが見事にまとめ上げた。ちなみにトレヴァー・ホーンのグループ、バグルス『Video Killed the Radio Star』は1981年夏、米MTV開局の第一号ソング。

RUN DMC / AEROSMITH「Walk This Way」
ヒップホップ、ラップが始めて世界的になった。彼等(RUN DMC)も必死に努力する若者であったが、リック・ルービン(レッチリ等のプロデューサー)と出会いこの大ヒットが生まれる。ハードロック(エアロスミス)にかぶせるようにラップするというアイディア。

THE POGUES「A Fairytale of New York」
80年代半ば、地元のケルト音楽でパンクを演った集団。中心のシェイン・マガウアンの終始酔っ払ったライヴはパンク独特のクソ元気と笑いと涙を誘った。パンクには珍しい甘さをもった名曲。

BEASTIE BOYS「Fight for Your Right」
ラップの最初の大ヒット(No.1)はこの白人3人組だった。元々パンクバンドだったが、NY独特の流行に影響を受けヒップホップ転向。彼らが白人層にヒップホップのスラングやファッションを流行らせた。のち、独自のスタイルがブラック・アーティストに逆に影響を与えた。

PHIL COLLINS「Another Day in Paradise」
甘ったるいラブ・ソングは絶対書かない。フィル・コリンズの暗いメッセージ・ソング。年末になると今でもイギリスのラジオでよくかかる。

DON HENLEY「The End of the Innocence」
70年代が全盛時代だったイーグルスの中心、グループの「哀愁」担当、ドン・ヘンリーの80年代最後の大作。さよなら80’s。

■西寺郷太
一番思い出に残ってる曲…思い入れのある曲ばかりですが、敢えて今の想いで選ぶなら「PRINCE AND THE REVOLUTION / RASPBERRY BERET」ですかね。イントロでの咳こむシーンや、ギターを少女から憧れの目で渡される場面など、プリンスの「茶目っ気と崇高さ」が凝縮されている気がします。映画「パープル・レイン」から一年も経っていないのに、ハードなイメージを、ドリーミーでドラッギーなタッチに変えた英断も凄い。演出の天才プリンスの凄みを感じるビデオですね。プリンス亡き後、約10日後に彼が生まれ育ち生涯暮らしたミネアポリスに追悼の旅に出ました。現地のハードロック・カフェの大スクリーンでこのビデオが流れた時は、客と店員たちが目を合わせ同じ寂しい想いを共有しました。80‘s洋楽の魅力を一言でいうと、自分にとっては一種の「宗教」です!いつも迷うと原点である'80sポップに救われてきました

■LiLiCo
(選曲したのは)基本的にはいつも聞いてた音楽です。ファッションを真似たのはサンドラとメル&キム。マドンナの曲なら永遠に続くリストありますが、敢えて一番ショックを受けた曲だけ入れました。彼女のイメージチェンジにショックを。結果オーライでしたが、レコード掛けたときはクラシックのものと入れ違ってたかと思いました。ニック・ケイメンはマドンナプロデュースで惚れました。コーラスもマドンナ。ユーリズミックスは9年生(中学校3年)の学校の卒業ミュージカルでソロで歌いました。一番苦手な先生に“君は芸能界に行く人だね”と言われたのは一生忘れられません。若いころは友達と嘘のラジオ番組をカセットテープを作ったりしました。そこでピーター・セテラなどのバラードを流しました。ハワード・ジョーンズはのちに会えました。ホイットニー・ヒューストンは人生で一番多くカラオケ歌ってます。