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ボブ・マーリーが74〜78年に行ったコンサートを24トラックで録音したオリジナルマスターテープが発掘、音源を復元

2017/02/06 01:40掲載
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Bob Marley
Bob Marley
英国の新聞ガーディアンによれば、ボブ・マーリー(Bob Marley)が1974年から78年にかけて行ったコンサートを24トラック(チャンネル)で録音したオリジナル・マスターテープ(オープンリール)が発掘されています。このテープはファンの間では“失われたマスター”と呼ばれていたものです。

場所は、ボブ・マーリーが70年代半ばのヨーロッパ・ツアー時に滞在し、現在は廃墟となっているロンドンのホテルで、荒れ果てたホテルの地下室にあった段ボール箱の中から発見されています。

見つかった13本のオープンリールは、水濡れなど相当傷んだ状態で発見されたため、当初は復元できないと言われていたそうですが、最新のオーディオ・テクノロジーを用いて1年以上の修復作業を行った結果、大半のテープが“うれしくて背筋がぞくぞくする”のに十分な状態で復元されたそうです。なお、発見された13本のうち10本が復元でき、2本がブランク・テープ、1本が修復できないほど破損していたとのこと。

収録されていたのは、

1975年ロンドン・the Lyceum公演
1976年ロンドン・the Hammersmith Odeon公演
1977年ロンドン・the Rainbow公演
1978年パリ・Pavillon de Paris公演

のライヴ音源と言われています。

これら音源がどういった形で今後リリースされるのかは、まだ明らかにされていません