謎めいた素性とエキセントリックな音楽で知られる
レジデンツ(The Residents)。1985年以来32年ぶりとなる来日公演が2017年3月に決定。21日(火)22日(水)23日(木)にブルーノート東京にて行われます
<THE RESIDENTS>
●2017 3.21 tue., 3.22 wed., 3.23 thu. ブルーノート東京
[1st]Open5:30pm Start6:30pm
[2nd]Open8:20pm Start9:00pm
[MUSIC CHARGE]
¥8,500(税込)
[チケット]
Jam Session会員予約受付開始日:12.20 tue.
一般Web先行予約受付開始日:12.27 tue.
一般電話予約受付開始日:12.30 fri.
詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/the-residents/タキシード、トップハット、目玉マスクがトレードマーク。ザ・レジデンツ、1985年以来32年ぶりとなる、衝撃の来日公演が決定した。'66年頃アメリカ・ルイジアナ州で結成され、'74年『ミート・ザ・レジデンツ』でアルバム・デビュー。『エスキモー』、『コマーシャル・アルバム』、日本公演を捉えた『アイボール・ショウ』をはじめ数々の話題作、問題作を発表。常にマスクを身につけた姿で行われるライブでも、そのサウンドとビジュアルアートで、ロック〜前衛音楽シーン、数多のアーティストたちに大きな影響を与え続けて来た。’17年には新作の発表を予定、現在も「我々に性別、顔、性格はない」と、正体を明かさず活動を続けるザ・レジデンツ。唯一無二の世界感をライヴで体感したい。
☆レジデンツ32年ぶりの来日に向けて、コメントが続々到着! (五十音順)
●宇川直宏(現在美術家/『DOMMUNE』主宰)
アヴァンギャルドの一つの終着駅として、世紀を跨いで君臨するサンフランシスコ永遠の謎......The Residents。エクスペリメンタル、エキゾチカ、オルタナティヴ 、ニューウェーヴ、そして、オーディオ・ヴィジュアル etc...etc...etc….これら音楽に与えられた思いつく限りのエクストリームな歴史的カテゴライズ、その全ての極点は彼らにあると言っても過言ではないっっっ!!!!! つまり世の先鋭なるアートフォームは、The Residentsに包括されているのである!!!!!!! この"偉大なる前衛"が、1985年の渋谷パルコ・スペース・パート3で遂行された「アイボールショー」以来30年ぶりの来日!!!!!!!! この奇跡を目撃することが出来たならば、翌朝、脱皮を果たし、眼球だけの姿になってもいい!!!!!!!!!! レーシックで矯正されたように、The Residentsをインストールした瞬間から、世界を見極める視力は極端に上がっている筈DAKARA!!!!!!! おい!鬼太郎!
●ゴンザレス三上(ミュージシャン/GONTITI)
執着という脳の皺をツルツルにしてくれるのがレジデンツ。この世は執着するものに溢れ、それを追いかけるのが人の常ですが、でもそれに疲れた時はレジデンツ。とにかく世に溢れる価値観を中和し無化していく力は凄いです。あの目玉も恐ろしげなスカルも一聴不気味な音世界も、実は世の垢を洗い流す洗剤だと僕は長年思っています。そして、その強力洗剤が30年ぶりにやって来る。これはきっと心地良い長風呂になるなぁ。
●佐々木敦(批評家/HEADZ主宰/雑誌『エクス・ポ』編集発行人)
はじめから異端、今なお異端、ずっと変わらず異端、ザ・レジデンツこそ異端中の異端ミュージシャンだ。だがその異端ぶりは、異端であることにあまんじる態度とは絶対的に違っている。目玉は憶えている。誕生した瞬間から現在まで、音楽に、アメリカに、世界に、何が起こったのかを。ステージ上の彼らと目が合ってしまったら、と思うと今からドキドキする。
●中原昌也(ミュージシャン/映画評論家/作家)
衝撃の再来日!!もう何がなんだかワケわからず、ヤバ過ぎて嬉し過ぎて、当日は床を濡らすかもしれません…
●湯浅学(音楽評論家/湯浅湾)
アメリカ音楽界で最も有名な謎、40数年現役の曖昧な冒険者たちが、30余年を経てふたたび日本の地を踏むなんて!! なんて最高な出来事だろう。どういう音楽なんですか?来てみてみなくちゃわかりません。わからないことが感動なんです。考えるまえに茫然としましょう。意味や理由は10年後にやってくるでしょう。こんなものたちは他にいません。開けろ、未知の扉!! 何もかもリセットしておいでください。