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“ブラックメタルロゴの帝王”クリストフ・シュパイデルの個展が東京で開催

2016/11/05 03:17掲載
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Christophe Szpajdel solo exhibition“Owakudani-The Valley of Hell”
Christophe Szpajdel solo exhibition“Owakudani-The Valley of Hell”
“ブラックメタルロゴの帝王”と崇拝されるクリストフ・シュパイデルの個展<Owakudani-The Valley of Hell>が11月5日より、東京・葛飾のHHH galleryにて開催されます。初日のオープニングレセプションにはクリストフ・シュパイデルも来日して参加します。

以下、インフォメーションより

この度HHHギャラリーでは、ブラックメタルロゴの帝王と崇拝されるクリストフ・シュパイデルの展示を行ないます。90年代から活躍するノルウェーのブラックメタルバンド、Emeperorのロゴを手がけたことなどでも知られているベルギー出身のアーティスト、Christophe Szpajdel (クリストフ・シュパイデル)。彼はブラックメタルのロゴを一手に引き受け、これまでに手がけたロゴ数は7000以上。2010年にはこれまでの作品を収録したアートブック『Lord of the Logos』もドイツの出版社Gestaltenより発売され大反響を巻き起こしました。昨年2015年に初来日、原宿のTOXGOにて突如開催したアーティストトークとサイン会では作品ポスターが30分で完売、駆け付けたブラックメタルファンの前でTOXGOのショップロゴを1時間でライブ制作するなど盛り上がったイベントになりました。

今回の“Owakudani-The Valley of Hell”展では、滅多にお目にかかる事ができない過去のロゴアートの原画(非売品)や、これまでに手掛けた数々のブラックメタルバンドのロゴアートの複製原画のプリント、日本の妖怪をテーマに今回の展示のために書き下ろしたロゴアート作品など約150点を一挙展示、販売致します。そのほかにもリミティッドエディションの複製原画のプリント、ロゴ本『Lord of the Logos』(2008年Gestalten刊)、限定のアートブック(Darkadya刊)、今回の展示のために制作した32pのジンなどを展示会場にて販売致します。

<Christophe Szpajdel solo exhibition“Owakudani-The Valley of Hell”>
●Nov 5 (Sat) 〜 Nov 27 (Sun), 2016
12-8pm on every SAT/SUN
11月5日(土)〜11月27日(日)まで土日祭日のみ開廊

at HHH gallery
(2-21-17 Kosuge, Katsushika, Tokyo)
東京都葛飾区小菅2-21-17

Opening reception
Nov 5 (Sat) 14:00-19:00

展示初日11月5日(土) のオープニングレセプションはクリストフ・シュパイデルも来日。当日は数種類のブラックメタルロゴからご希望のデザインをその場でお好きなレイアウトでプリントできる来場者参加型のライブシルクスクリーンのイベントをギャラリーにて行ないます。当日は無料、どなたでもご入場可。14?19時まで開催。

Tシャツ、トートバッグ、サコッシュ、クラッチバッグいずれかをご購入して頂き、希望のデザインをその場でプリントいたします (別途プリント料金がかかります)。お客様からお持ち込みのアイテムにもプリント対応可能ですが、以下の注意事項を予めご了承下さい。

*一部プリントできない素材、アイテム等もございます。
*プリントの状態、お持ち込みアイテムの弁償、交換などは致しかねます。

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://hhhgallery.com/exhibition-detail/christophe-szpajdel/

☆Christophe Szpajdel / クリストフ・シュパイデル

1970年、ベルギーのジャンブルーに生まれたクリストフ・シュパイデルはルーヴァン・ラ・ヌーヴで育ち、ルーヴァン・カトリック大学にて森林利用学位を取得。しかし大学入学前からヘヴィメタル・アート、中でもロゴアートへの興味を強く持っていたクリストフは進む道を大きく変えた。

クリストフの作品が世界的に知られるようになったきっかけは、90年代中旬にロゴを手がけたEmperor、Old Mans Child、Enthroned、Moonspell & Covenant (後のCovenant) だった。以来、クリストフはエクストリーム・メタルシーンになくてはならない存在としてMelechesh、Falkenbach、Aborted、Abigail Williams、Bloodshot Dawn、Kampfar、Impiety、Behexen、Dystopian Wrath、Verdelet, Tsjuder、Lord Belial、Cryostorm、Graveland、De Profundis & Wolves In The Throne Roomといった100個以上のバンドのロゴを手がけ、中にはロゴの完成から20年経った今も使い続けてくれているバンドもあるという。

またクリストフはUKEM (United Kingdom Extreme Metal)や、オンライン・ラジオ番組Red Beards Ship O Metal、Wyldstone Metal (エクストリーム・メタルのオンラインサポートグループ) といった団体にもロゴを提供。ここ最近、クリストフがアールヌーボーやアートデコ、バルビゾンやクラシズム、さらにはタトゥーアートといった幅広いスタイルの影響を取り入れ始めたことから、ありとあらゆる新しいクライアントや業界、分野からのオファーが増え、新しいタイプのロゴデザインに取り組むようになっている。