TVアニメ『タイガーマスク』と『タイガーマスク二世』の第1話がYouTubeでオフィシャル公開

■ストーリー
アメリカのプロレスリング界に、“黄色い悪魔”と呼ばれて恐れられた日本人レスラーがいた。虎の仮面を着けた覆面戦士、その名はタイガーマスク。彼の素顔は伊達直人という孤児院育ちの青年だった。悪役レスラーの教育機関である“虎の穴”で、卑劣な悪魔として戦う術を徹底的に叩き込まれたのだ。だが、かつて自分が育った孤児院が経営難で存続の危機にあると知ると、幼なじみのルリ子や子供たちのために、自分がタイガーマスクであることを隠したままファイトマネーで借金を返済しようと申し出る。彼はそのために“虎の穴”への上納金を支払うことが出来なくなり、次々と襲い来る刺客レスラーと戦うことになるのだった。組織を裏切り、黄色い悪魔の肩書きも捨て、孤独な戦士として生まれ変わったタイガー。頼れるのは自分の力のみ。白いマットのジャングルで、今、戦いの火ぶたが切って落とされる！

■解説
東映アニメーションが製作して一世を風靡した、スポ根アニメの代表作。手に汗握る激しいバトルだけでなく、人間ドラマとしても第一級の水準を誇り、社会問題を扱ったエピソードなども意欲的に投入して日本中で大きな話題を呼んだ。荒々しい描線を生かした表現が多くのクリエイターに模倣されるなど、後のアニメ作品に与えた影響も計り知れない。悲しみも苦しみも仮面の下に押し隠し、ただ一人戦い抜いたタイガーの生き様は、これからも人生と格闘する人々のバイブルであり続ける。

■番組情報
放映開始：1969年10月2日　
放映終了：1971年9月30日　
毎週木曜日19時00分〜19時30分　ＮＴＶ系　
全：105話　

■スタッフ
原作：梶原一騎、辻なおき　
企画：斎藤侑　
製作担当：江藤昌治　
脚本：辻真先、三芳加也、安藤豊弘、他　
演出：田宮武、白根徳重、矢吹公郎、他　
キャラクターデザイン：木村圭市郎　
美術：浦田又冶、秦秀信、沼井肇、他　
音楽：菊池俊輔　

■キャスト
タイガーマスク（伊達直人）：富山敬　
若月ルリ子：山口奈々　
若月先生：中川謙二　
健太：野沢雅子　
ジャイアント馬場：兼本新吾　
ミスターＸ：柴田秀勝

■あらすじ
米国マット界を反則行為で荒らし回り、黄色い悪魔と恐れられたタイガーマスクが帰国した。その戦いぶりを見た馬場は、彼が悪役レスラー養成所・虎の穴の出身ではないかと訝しむ。孤児院・ちびっこハウスの若槻先生とルリ子は、タイガーに憧れの眼差しを向ける健太少年に、10年前に院を飛び出した伊達直人の面影を見る。

(C)梶原一騎・辻なおき/講談社・東映アニメーション

■ストーリー
日本プロレス界のスーパースター・アントニオ猪木の前に、突如謎の覆面レスラーが出現した。彼の名は宇宙仮面ＳＦ、石油王アーマー・ハッサンの送り込んだ凶暴な刺客だった。宇宙プロレス同盟の盟主であるハッサンは、全世界のプロレスを支配下に収めるという野望に燃え、第一の攻略目標に日本のリングを選択したのだ。
リングに乱入し、アントニオ猪木に戦いを迫る宇宙仮面ＳＦ。その時、虎のマスクを着けた男が現れた。彼こそ伊達直人の遺志を継ぐタイガーマスク二世。孤高の虎が復活し、全てを賭けて闘う時が再び来たのだ！

■解説
『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』などが発表され、アニメーションが飛躍的に表現の幅を広げた時代に、伝説的な前作の続編として発表された力作。子供向けのわかりやすい設定から大人向けのメロドラマまで、様々な要素を盛り込みながら、時代の熱とエネルギッシュさを存分に表現にした作品に仕上がっている。放映と同時期に、実在のタイガーマスクが出現したことも話題を呼んだ。

■番組情報
放映開始：1981年4月20日　
放映終了：1982年1月18日　
毎週月曜日　19時00分〜19時30分　
ANB系　全33話

■スタッフ
原作：梶原一騎　
まんが：原画 宮田淳一、辻なおき　
企画：田宮武、小泉美明　
製作担当：佐伯雅久　
チーフディレクター：森下孝三　
チーフアニメーター：我妻宏　
チーフデザイナー：秦秀信　
音楽：菊池俊輔　

■キャスト
タイガーマスク：堀秀行　
日の出スポーツデスク：大塚周夫　
アントニオ猪木：田中崇　
立花純子：小山茉美　
有吉みどり：川島千代子　
立花一也：間嶋里美　
アナウンサー：矢田耕司　

■あらすじ
突如、アントニオ猪木に挑戦を迫る覆面レスラー・宇宙仮面ＳＦが現れた。彼は謎の組織・宇宙プロレス連盟が送り込んだ刺客だった。リングに乱入し猪木に挑戦に迫る宇宙仮面ＳＦ。そこに、疾風のごとく虎のマスクの男が現れた。彼は伊達直人の遺志を継ぐ者、タイガーマスク二世と名乗る！

(C)梶原一騎・宮田淳一・辻なおき／講談社・東映アニメーション