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横尾忠則のアーカイブ資料に光をあてた展覧会シリーズ<ヨコオ・マニアリスム>が8月より開催、細野晴臣×糸井重里の対談企画も

2016/06/26 22:19掲載
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横尾忠則現代美術館
横尾忠則現代美術館
横尾忠則が自身の創作と記録のために保管しているアーカイブ資料に光をあて、調査の過程も含めて公開する展覧会シリーズ<ヨコオ・マニアリスム>が8月よりスタート。第1弾の<ヨコオ・マニアリスム vol.1>では、1960年代より書き続けているという日記に着目し、横尾の生活と制作の関連を探ります。兵庫県神戸市の横尾忠則現代美術館にて8月6日(土)より開催されます。

また関連イベントとして、<対談: 細野晴臣×糸井重里 「夏の夜の夢トーク」>が同館のオープンスタジオにて8月28日(日)に開催されます

<ヨコオ・マニアリスム vol.1>

当館では、横尾忠則が自身の創作と記録のために保管している資料を預り、調査を進めています。アトリエから運ばれてきた何百箱ものダンボール箱の中には、作品のモチーフとなった写真や印刷物、制作過程でのアイデアスケッチや原稿、さらには作品から派生した商品や、横尾自身のコレクションである絵葉書、レコード、蔵書など多種多様な資料が詰まっています。こうしたアーカイブ資料に光をあて、調査の過程も含めて公開する展覧会シリーズとして、「ヨコオ・マニアリスム」を立ち上げます。
その第一弾となる本展では、1960年代より書き続けているという日記に着目し、横尾の生活と制作の関連を探ります。日常的な物事に向ける横尾の視点の鋭さ、作品に転化させる際の編集の巧みさと大胆さをあぶり出し、ヨコオワールドの源泉をひも解くとともに、生活と制作のあらゆるプロセスを素材とし、作品として提出するアーティスト、横尾忠則の生き方に迫ります。

[会期]
2016年8月6日(土)?2016年11月27日(日)
開館時間:10:00?18:00(金・土曜日は?20:00)入場は閉館の30分前まで
休館日 :月曜日[ただし9月19日(月・祝)、10月10日(月・祝)は開館、9月20日(火)、10月11日(火)は休館]

[会場]
横尾忠則現代美術館

[主催]
横尾忠則現代美術館([公財]兵庫県芸術文化協会)、朝日新聞社

[後援]
兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会

[助成]
一般財団法人地域創造

[協力]
ホテルオークラ神戸 甲南大学文学部、神戸芸術工科大学山崎均研究室、武蔵野美術大学 美術館・図書館、gm projects

[観覧料]
一般700(560)円
大学生550(440)円
高校生・65歳以上350(280)円
中学生以下無料

【関連事業】
☆対談: 細野晴臣×糸井重里 「夏の夜の夢トーク」
出演:細野晴臣(音楽家)、糸井重里(コピーライター、「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰」)
日時:8月28日(日)18:30開場 / 19:00開演
会場:当館オープンスタジオ
定員:150名
参加費:1,000円(当日観覧料込)、要予約
※往復はがきでのご応募となります。詳細は7月20日以降にお知らせします

☆ワークショップ: 夢の日記を描こう
日時:8月19日(金)13:30?16:00
会場:当館オープンスタジオ
定員:20名 ※要予約。応募者多数の場合は抽選となります
参加費:無料、高校生以上は要展覧会チケット
対象:小学生以上
※小学生は保護者の付き添いが必要です

☆イブニング・ギャラリーツアー
担当学芸員といっしょに展覧会を鑑賞しましょう。
講師:当館学芸員
日時:8月13日(土)、9月10日(土)いずれも18:00?18:45
集合場所:当館オープンスタジオ
参加費:無料、ただし要展覧会チケット
※当日は20時まで「ぱんだかふぇ」を営業します

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://www.ytmoca.jp/exhibitions/2016/08/-vol1.html