エリック・クラプトン(Eric Clapton)が、体の隅々にまで張りめぐらされた末梢神経の障害により、手足の動かしづらさやしびれ、自律神経障害などを起こす状態である末梢神経障害を患っていることを、英国の音楽誌Classic Rock Magazinのインタビューで明らかにしています。そのため、ギターを弾くことはまだできるものの、困難になってきていると説明しています。
クラプトンは同誌に「昨年は1年を通してかなりの痛みがあった。最初は腰の痛みから始まって、そしてそれは末梢神経障害(peripheral neuropathy)と呼ばれるものに変わった。足に電気ショックを受けたような痛みを感じるんだ」「ギターをプレイするのが大変になった。そして、もう良くはならないだろうという現実を理解しなければならなかった」とコメントしています。
ただ、クラプトンは、これまでの人生が薬物中毒やアルコール依存症だったことを考えれば「生きているってこと自体が素晴らしいと思う」ともコメント。「本来なら、とっくの昔に死んでいたと思う。だけど、どういうわけか、私は地獄の淵から救い出され、もう一度チャンスを与えられた」とも述べています