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第1回は“「渋谷系」とDJカルチャー” NHK Eテレ『ニッポン戦後サブカルチャー史 III 90'sリミックス』が5月28日深夜から放送開始

2016/05/27 23:54掲載
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NHK Eテレ『ニッポン戦後サブカルチャー史 III 90'sリミックス』
NHK Eテレ『ニッポン戦後サブカルチャー史 III 90'sリミックス』
NHK Eテレ『ニッポン戦後サブカルチャー史』の第3弾『ニッポン戦後サブカルチャー史 III 90'sリミックス』が5月28日(土)深夜24時から放送開始。シーズン3となる今回は、戦後の日本社会にとって大きな変化を経験した時代=1990年代に注目。

第1回は“「渋谷系」とDJカルチャー”。90年代、旋風を巻き起こした「渋谷系」と呼ばれる音楽は何だったのか?DJカルチャーがもたらした「リミックス感覚」とは?私たちの感性を刺激した音楽をめぐる物語。


■NHK Eテレ『ニッポン戦後サブカルチャー史 III 90'sリミックス』

2014年、戦後から今に至るサブカルチャーの歴史を、劇作家宮沢章夫が、愛と独断で綴った「ニッポン戦後サブカルチャー史」。2015年、各界の錚々たる人物が、「女子高生」「ヘタウマ」「大阪万博とSF」などテーマ別に深掘りした「DIG 深掘り進化論」。
シーズン3となる今回は、戦後の日本社会にとって大きな変化を経験した時代=1990年代に注目します。東西ドイツ統一、湾岸戦争など世界がドラスティックに変わり、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件などがあり、Windows95が発売されるなどネット世界が拡張した、あの時代…。
「失われた10年」とも形容される時代こそ、カルチャーシーンは大変革の時期だったのではないか?あの時、私たちの感覚、感性の何かが変わったのではないか?そんな仮説からはじまる物語。今回も、マンガ、アニメ、小説、お笑い、映画、演劇など、さまざまなジャンルを縦横無尽にリミックス。そしてもちろん今回も、「愛と独断」でお贈りします。

●第1回 “「渋谷系」とDJカルチャー”
Eテレ 2016年5月29日(日) 午前0時

<番組内容>
90年代、バブル崩壊、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件…時代の大きなうねりの中にあった日本で、局地的に人気だった「渋谷系」と呼ばれる音楽が旋風を巻き起こす。
フリッパーズ・ギター、カヒミ・カリィにピチカート・ファイヴ…渋谷のレコード店だけが、全国チャートとはまったく違うベスト10だった。
そして、それは「渋谷系」と一言ではくくれない、新しい価値観の提示だった。
同じ頃、加熱していったのは、DJカルチャー。サンプリングやリミックスで既存の音楽を掘り出し、再構築し、新しい命を吹き込む。渋谷は、世界で一番アナログレコードが集まる街、と呼ばれるまでになった。
DJ的発想、感覚は、私たちの感性を刷新し、今につながっているのではないか?

<VTR出演者>
・カジヒデキ(アーティスト)
・瀧見憲司(DJ/レーベルオーナー)
・信藤三雄(アートディレクター・映像ディレクター)
・橋本徹(DJ・編集者)
・須永辰緒(DJ/音楽プロデューサー)

<出演者>

☆講師
宮沢章夫

☆受講生
風間俊介
西田 藍
大原櫻子

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://www.nhk.or.jp/subculture/