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『ピンク・パンサー』クルーゾー警部宅の使用人ケイトー役 バート・クウォークが死去

2016/05/25 05:05掲載(Last Update:2016/05/25 05:08)
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Peter Sellers and Burt Kwouk in 1975's 'Return of the Pink Panther'
Peter Sellers and Burt Kwouk in 1975's 'Return of the Pink Panther'
BBCなどによれば、『ピンク・パンサー』シリーズに登場するクルーゾー警部宅の使用人ケイトー役として人気を集めた英俳優のバート・クウォーク(Burt Kwouk)が5月24日に死去。代理人が明らかにしています。死因は発表されていません。85歳でした





以下、wikipediaより

1930年7月18日、ウォリントンに生まれる。17歳までは上海で過ごした。中国名は郭弼。1950年代後半より俳優として映画やテレビドラマに出演するようになる。

1964年、ピンク・パンサーシリーズの第2作である『暗闇でドッキリ』にピーター・セラーズが演じる主人公クルーゾー警部宅の使用人ケイトー役で出演した。ケイトーはクルーゾーのカラテの弟子でもあり、隙があればいつでもクルーゾーを奇襲していい約束を結んでいる設定。クルーゾー宅を舞台とした2人の格闘シーンはシリーズの名物となった。4度目の出演となった『ピンク・パンサー4』(1978年)では使用人の枠を越え、クルーゾーの捜査の助手として香港を舞台に準主役格の活躍をした。しかし、セラーズが1980年に死去する為、このシリーズにおいてはこれがセラーズとの最後の共演となった(他の映画ではこれ以後も共演がある)。

ピンク・パンサーシリーズはセラーズの死後も最終第8作『ピンク・パンサーの息子』(1993年)まで3本が製作され、クウォークもすべてに出演、当たり役として合計7度演じた。

ピンク・パンサーシリーズ以外でも『暗闇でドッキリ』と同じ1964年には『007 ゴールドフィンガー』に出演。1967年にも『007は二度死ぬ』にも出演する一方、同年に公開された007シリーズのパロディ的作品である『007 カジノロワイヤル』にも出演してセラーズと共演するなど、多彩に活躍した。

2000年以降もイギリスでテレビを中心に活動していた。

2001年に大英帝国勲章を授与された