20世紀を代表するジャズ・ミュージシャンのひとり、
ルイ・アームストロング(Louis Armstrong)。最近になって発掘された、サッチモがスタジオでレコーディングしている姿を撮影した唯一とされる貴重映像の一部がルイ・アームストロング・ハウス・ミュージアムのYouTubeチャンネルにて公開中。英国の新聞The Guardianのサイトにて以前に公開されたもの(約1分)より長い5分ヴァージョンです。
発見されたのは、1959年録音のアルバム『Satchmo Plays King Oliver』のためにロサンゼルスのスタジオにて行われたレコーディングの様子を撮影した16ミリ・フィルム。
プロショット映像約33分が収録されたこのフィルムは、Audio Fidelity Recordsの創業者で、音楽プロデューサーのシド・フレイが保持していたもの。これまでおよそ60年の間、保管施設に人知れずに保管されていたようで、サッチモの熱心な研究者さえもその存在を知らなかったとされるものです。
今回、フレイの娘の協力のもと、ルイ・アームストロング・ハウス・ミュージアムがフィルムを正式に譲り受けています。同ミュージアムの専務は“画期的な発見だ”と、今回の発見を説明しています。
以下は以前にThe Guardianのサイトが公開した1分ヴァージョン