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ジャニス・ジョプリンのドキュメンタリー映画『Janis: Little Girl Blue』が日本公開決定

2016/04/26 11:35掲載
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Janis: Little Girl Blue
Janis: Little Girl Blue
ジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)のドキュメンタリー映画『Janis: Little Girl Blue』が日本公開決定。『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』の邦題で、9月よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開されます。

昨年のヴェネツィア映画祭でのワールド・プレミアを皮切りに、トロント映画祭、ロンドン映画祭など各国の映画祭で絶賛された本作。

本作では、遺族の全面協力によりバンド・メンバーや親しい友人、昔の恋人、家族といった生前ジャニスの最も身近にいた人々からのインタビュー映像と、故郷を離れロックスターとして大きな注目を浴びるようになっても、変わらずにずっと書き続けていた両親や兄弟、恋人へのパーソナルな手紙を軸に、ロックスターとしてのジャニス・ジョプリンではなく、一人の女性としての「ジャニス・ジョプリン」が立体的に浮かびあがってきます。アーカイブ映像では、ジョン・レノン、ピンク、ジュリエット・ルイスなども登場します。

監督は、社会性の強いテーマをエッジの効いた作風で描き高い評価を得て来たエイミー・バーグ(『フロム・イーブル 〜バチカンを震撼させた悪魔の神父〜』ほか)が務め、同じ女性としてジャニス・ジョプリンの素顔を丁寧に描き切っています。製作は、監督としてアカデミー賞受賞経験もあるドキュメンタリーの巨匠アレックス・ギブニーです。

ナレーションはキャット・パワー(Cat Power)ことショーン・マーシャルが担当しています。

以下は以前に公開された映像











●『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』
9月よりシアター・イメージフォーラム他全国にて順次公開

【監督】エイミー・バーグ『フロム・イーブル〜バチカンを震撼させた悪魔の神父〜』

【製作】アレックス・ギブニー『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』『「闇」へ』

【出演】
サム・アンドリュー、ピーター・アルビン、デイヴ・ゲッツ(以上、ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニー)
クリス・クリストファーソン、カントリー・ジョー・マクドナルド、ボブ・ウィアー(グレイトフル・デッド),
デヴィッド・ドルトン(作家)、クライヴ・ディヴィス(コロンビア社長)、ディック・キャヴェット(TVタレント)、
ローラ・ジョプリン(妹)、マイケル・ジョプリン(弟)他

【アーカイブ映像】ジャニス・ジョプリン、オーティス・レディング、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、ピンク他

2015年|アメリカ|カラー|DCP|103分 原題:『JANIS:LITTLE GIRL BLUE』
配給・宣伝:ザジフィルムズ 提供:キングレコード

(c) 2015 by JANIS PRODUCTIONS LLC & THIRTEEN PRODUCTIONS LLC. All rights reserved.

※映画公式サウンドトラック盤(国内版)は、ソニー・ミュージックより7月末発売予定

<ジャニス・ジョプリン>

テキサスの田舎町で、ごく普通の中流の家庭で生まれたジャニスは、容姿へのコンプレックスや元来の内気で繊細な性格から、学校になじめず、他の生徒から孤立を深めていくようになります。しかし、やがてブルースやフォークに出会い、自分でもバンドを組み歌い始めます。63年、フラワー・ムーヴメントの中心地サンフランシスコへ単身趣き、そこで圧倒的な歌唱力から歌手としての存在感を高め、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーに加入。67年のモンタレー・ポップ・フェスティバルでのライブで一夜にしてスターダムにのし上がった彼女は、69年のウッドストック・フェスティバルへの出演、70年の列車に乗ってカナダを横断しながら行うツアー「フェスティバル・エクスプレス」など精力的に活動し、60年代後半、公民権運動やベトナム反戦運動、ウーマンリブなどカウンターカルチャーが吹き荒れる激動の時代の象徴として一躍、大きな脚光を浴びるようになります。しかし、1970年10月4日、アルバム『パール』のレコーディング中にヘロインのオーバー・ドーズにより27歳の若さで死去。