英BBCの最新調査によれば、先月アナログ・レコードを買った人の48%が「レコードを買ったけど実際にはプレイしていない」そうで、そのうち7%の人が「ターンテーブル/レコードプレーヤー自体を持っていない」とのこと。BBCのためにロンドンの調査会社ICMアンリミテッドが行った調査の結果として報告されています。
調査に応じた学生のひとりに話を聞くと「部屋にレコードはあるけど、それはインテリアのため。実際にはプレイしないよ。レコードはオールドスクールな雰囲気を僕に与えてくれる、それがレコードのすべてさ」とコメントしています。
また、大好きなアーティストを支援するためにレコードを購入するというファンも多く、レコード購入者の50%が自分を“コレクター”だと思っているとのこと。別の学生は「YouTubeやSpotifyがあるので、今は音楽を聞くことは簡単。だけど私は、曲を買うのにいろいろと努力しなければならなかった親の時代に憧れています」と話しています。また父親の古いレコードプレーヤーを最近使い始めたという18歳の女性は「フィジカルをプレイできるオブジェクトを持つことは、とても素敵なこと」と述べ、また「私はアーティストを金銭面で支援することは重要だと思います」とコメントしています。
またBBCではアナログ・レコードを購入する年齢も調査。25〜34歳が一番多いようです。
さらにBBCでは、レコードを購入した人の45%が、YouTube、SoundCloud、Apple Music、Spotifyなどで曲を聴いたあとにレコードを購入したと報告しています。