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現状のアナログ・レコードよりも録音時間が長く、より広い周波数範囲を持てる新たなレコードの生産方法をオーストリアの会社が開発

2016/03/16 16:37掲載(Last Update:2016/03/17 04:50)
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現状のアナログ・レコードよりも録音時間が長く、より広い周波数範囲を持てる新たなアナログ・レコードの生産方法を開発したとして、オーストリアの会社Rebeat Digitalが欧州で特許を申請。

論文などによれば、この「High Definition Vinyl(HD Vinyl)」は、3Dの地形図作成の技術をベースとしており、3Dの地形図を作成するように、音声データからアナログレコードに刻む音溝の適切な形をデジタル処理でまず制作、その音溝データをもとにレーザー彫刻機で溝を刻んでスタンパー(レコードをプレスする際の型の大本)を制作するようです。

この方法で、より正確な音溝ができれば、従来の方法で作られたアナログ・レコードよりも最高で30%増の情報を持たすことができると説明。またこの技術の導入によってコストと時間の削減もできるとも主張しています。同社はまた、レーザー彫刻機を用いることで、同じクオリティのスタンパーがいくつも制作することが可能となるため、スタンパーの劣化問題も解決するだろうとも説明しているようです。

同社によれば、この「HD Vinyl」はすべてのターンテーブル/レコードプレーヤーと100%互換性があるとのこと。

同社のオーナーは実現に向け、現在、投資家を探しています

●Rebeat Digital 公式サイト
https://www.rebeatdigital.com/