ハーヴェイは今年1月、新アルバムのレコーディング・プロセスを4週間にわたって一般公開するプロジェクト<Recording in Progress>を、ロンドン博物館での展覧会の一環として実施。この企画では、訪問者はガラス越しにハーヴェイのレコーディングの様子を見ることができ、どのようにして曲が出来上がっていくのかを間近で目撃することが可能でした。
新アルバムの詳細は未発表ですが、この企画で生まれた楽曲も収録されるのでは?と言われています。PJハーヴェイのスタジオ・アルバム発表は2011年の『Let England Shake』以来、通算9作目。レコーディングにはプロデューサーのFloodやジョン・パリッシュらも参加しているようです。
またハーヴェイは、10月にロンドンのロイヤルフェスティバルホールで開催された、写真家/映像作家シーマス・マーフィーとのコラボレーションによるマルチメディア・パフォーマンス・イベントで、新曲10曲を披露しています。当日はハーヴェイによる詩や歌、シーマスによる写真やショート・フィルムなどが披露されたそうで、ハーヴェイはこのイベントで「Dollar Dollar」「The Ministry of Social Affairs」「The Wheel」「Homo Sappy Blues」「Chain of Keys」といった新曲を初披露しています。以下は当日の映像