ラッシュ(RUSH)のドラマー、
ニール・パート(Neil Peart)が引退を示唆する発言をして話題に。ドラム雑誌Drumhead Magazineのインタビューにて、パートは「最近、娘のオリヴィア(6歳)が学校の新しい友達に私を“私のパパ、引退したドラマーよ”と紹介したんだ。言ってることは正しい・・・聞いてておかしかったけどね。それを悟ることは苦痛ではないよ。すべてのスポーツ選手のように、ゲームから身を引く時が来るんだよ」と述べています。
メンバーの
アレックス・ライフソン(Alex Lifeson)は以前のインタビューで、パートは腕に慢性の腱炎があり、また肩にも問題を抱えているため、ニールがこれまでのプレイスタイルでライヴを続けることは難しいとコメントしていました。
そのため、大規模なライヴ・ツアーは、今年行われた40周年記念ライヴ・ツアー<R40 Live>が最後になるだろうと言われていました。
今回の発言がライヴ・ツアーだけを意味するものなのか、スタジオ・アルバムも含んだ音楽活動全般を意味するものなのかは不明です。
【Update:2015/12/9】
メンバーのゲディー・リーがProg magazineの取材で、パートの引退説を否定。「ニールはただ、自身の体に無理を強いるツアーをすることを望まないと説明しているだけだと思います」「我々はいつか集まって、そして、このことについて談笑しているでしょう」と述べています。