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ブライアン・イーノのアンビエント・シリーズ第3弾『Ambient 3: Day of Radiance』がリマスター再発

2015/09/06 00:28掲載
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Laraaji / Ambient 3: Day Of Radiance
Laraaji / Ambient 3: Day Of Radiance
ブライアン・イーノ(Brian Eno)のアンビエント・シリーズの第3弾として知られる『Ambient 3: Day of Radiance(邦題=アンビエント3:発光)』がリマスター再発。日本盤はライス・レコードから10月25日に発売される予定です。

以下、インフォメーションより

ブライアン・イーノが1979年から1982年にかけて制作した「アンビエント」シリーズ。「聴く事も出来るが無視する事も出来る音楽」「環境の一部としての音楽」というイーノの考えを具体化したこのシリーズは計4作の連作LPシリーズとしてリリースされました。一作目と四作目はイーノ単独名義、二作目はイーノとハロルド・バッドのコラボ名義でリリースされましたが、三作目はイーノはプロデュースに専念し、ララージというアメリカ人エレクトリック・ツィター奏者の名義でリリースされていました。そういったことから、この三作目は度々のイーノのカタログ・リイシュー・シリーズの際に漏れており、90年代初めにCD化されたままでした。 そういった経緯から欠番のような存在となってしまっていた『アンビエント3:発光』が新装再発されます。制作はグリッタービート。昨年末に長らく廃盤だったジョン・ハッセル&ブライアン・イーノ『第四世界の鼓動』を再発した注目のワールド・ミュージック・レーベルです。勿論最新リマスターが施され、英文ブックレットにはララージのインタビューを掲載予定。眩い光を思わせるアンビエント・ミュージックの名作が再び世に問われます。

<アーティストについて>
ララージはニュージャージー出身の黒人ミュージシャン。若き日々にアカデミックな音楽教育を受けていた彼は、東洋神秘主義への興味から新たな自身の音楽を模索する中で、彼はツィターを電気化し独特のサウンドを生み出します。ニューヨークのワシントン・スクエア・パークでこのエレクトリック・ツィターを演奏していたところをブライアン・イーノに発見され、イーノのプロデュースによる本作でレコード・デビューしました。その後はジョナサン・ゴールドマン、ビル・ラズウェル、日本のダブ・バンド、オーディオ・アクティヴらとのコラボレーション作を含め、数多くのアルバムをリリースしてきました。そして現在もヨガ・スタジオやワークショップを含め、世界各地で演奏を行っています。