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幻の手塚治虫アニメ復活劇も NHKの“お宝”番組を発掘するプロジェクトの特集番組が9/25放送

2015/09/05 23:28掲載
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NHK
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幻の手塚治虫アニメ復活劇も。NHKに残されていない“お宝”番組を視聴者らの協力のもとでで探し出すプロジェクト『番組発掘プロジェクト』の特集番組『金曜eye「お宝映像がよみがえる〜4000本の発掘番組が語るメッセージ(仮)」』がNHK総合で9月25日(金)夜7時30分〜オンエア(関東地域のみの放送)。

●『金曜eye「お宝映像がよみがえる〜4000本の発掘番組が語るメッセージ(仮)」』
NHK総合 9月25日(金)夜7時30分〜オンエア(関東地域のみの放送)

番組発掘プロジェクトがこれまで集めてきた“お宝”ビデオの数々は、一体どのようにして発掘されたのか?どんな人たちが、どんな思いで、その映像を手元に残していたのか?そして、その映像からは一体どんな「時代」が見えてくるのか? TVを愛するゲストのトークを交えて「テレビとともに熱くなった時代」に迫ります。

番組のナビゲーターは、朝の連続テレビ小説「まれ」で蔵本一子役を演じる清水富美加さん。さらに、『番組発掘プロジェクト』のホームページでところどころに姿を現すモグラくんが装いも新たに番組に登場。清水さんとともに番組を進行します。

番組では、まだ「発掘ニュース」でご紹介していないビッグな発掘の数々が明らかになります! そのひとつが、幻の“手塚治虫アニメ”! 1969(昭和44)年1月2日に放送された、「ワンダーくんの初夢宇宙旅行」です。実写とアニメを合成した実験的な番組で原案は手塚治虫さん。“フィルム”で発掘されたこの映像、手塚さんの作品を手掛けてきたプロダクションも持っていなかった貴重な映像です。しかし…、残念なことにフィルムに記録されていたのは映像のみ!音声が入っていないのです!そこで今回、当時制作にかかわった監督やスタッフの証言をもとに音声の再現に挑戦しました!声の出演は、当時もワンダーくんの声を担当した三輪勝恵さん(「おかあさんといっしょ」のブーフーウー、フーの声も担当された方です!)。そして番組ナビゲーターの清水富美加さんもアフレコに挑戦!!アニメのワンダーくんを三輪さん、実写の太郎君を清水さんが!

当時も監督を務めた杉山卓さん自らが、当時の効果音やセリフなどを思い出しながら演出!試行錯誤を重ねながら、音声が残っていなかったフィルム映像に新たな命が吹き込まれます。そして、『ワンダーくん』に込められた手塚治虫さんの思いも明らかに!

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://www.nhk.or.jp/archives/hakkutsu/news/detail.html?id=071