カート・コバーン(Kurt Cobain)が残した200時間に及ぶホーム・レコーディング音源を編集したアルバムが今夏にリリースされる模様。カートの新たなドキュメンタリー映画『Cobain: Montage Of Heck』を監督したブレット・モーゲンがBedford + Boweryのインタビュー内で「まだリリースされていないものがあるのか?」と尋ねられた際、「この夏、その質問に対する答えになるであろう驚くべきアルバムをリリースするつもりだ」とコメントしています。
監督は映画を制作する過程で、107本のカセットに収められた200時間に及ぶホーム・レコーディング音源を発見。現在、それら音源をまとめる作業が進められているそうで、カート・コバーンのアルバムとしてリリースする計画です。監督は「これはニルヴァーナのアルバムじゃない。カートなんだ。皆がカートから出てくるとは想像もしていなかった音楽を聴くことになる」と説明しています。
音源の中には
コートニー・ラヴ(Courtney Love)や友人、
ニルヴァーナ(Nirvana)のメンバーたちとのジャム・セッションのほか、デモ・トラック、スポークン・ワード、ビートルズのカヴァー、サウンド・エフェクトなども含まれているとのこと