RAIJIN(God of the Thunder)
楽器をデザインするヤマハと、主にオートバイなどをデザインするヤマハ発動機の各デザイン部門がお互いのデザインフィールドを交換。バイクのヤマハが楽器を、楽器のヤマハがバイクをデザインした作品が、フランスで開催される<第9回サンテティエンヌ国際デザインビエンナーレ2015>に出展されます。
今回、ヤマハ発動機とヤマハは、生産・商品化の制約に縛られることなくそれぞれの作法や考え方でデザインを提案する<project AH A MAY(プロジェクト アーメイ)>の活動で4作品を制作。
ヤマハ発動機は、球体の中で暴れまわるように演奏できる球体型のドラムス『RAIJIN(God of the Thunder)』と、2人で演奏するマリンバ『FUJIN(God of the Wind)』を制作。
またヤマハは、人と自然と乗り物の一体感を目指したモーターサイクル『√(ルート)』と、自らペダルを漕いで充電する電動アシスト自転車『0±0(ゼロプラスマイナスゼロ)』を制作しています。
これら作品は、フランスのサンテティエンヌ市で開催される<第9回サンテティエンヌ国際デザインビエンナーレ2015>にて3月12〜22日まで間、共同ブースに出展されます。
●『ドラムス / RAIJIN(God of the Thunder)』
既存のメソッドを超え人間の表現欲を満たす理想的な構造を探求。ドラム楽器の中で暴れまわるように演奏できる球体は、演奏者を中心に噴出するエナジー、増幅する音世界を視覚化します。
●『マリンバ / FUJIN(God of the Wind)』
マリンバを二人で演奏しエナジーを増幅させる。モーターサイクルの二人乗りさながらの奏法は、お互いのスイングやギャップが生む偶発性を活かしたスリリングな演奏を楽しめます。
●『モーターサイクル / √(ルート)』
ライダーの目前から計器類を排除したことで、視線の先が風景と一体となります。またシートからタンク上まで流れるようなフォルムは馬をモチーフとし、人と自然と乗り物の一体感を目指しました。
●『電動アシスト自転車 / 0±0(ゼロプラスマイナスゼロ)』
充電スタンドに設置し、自らペダルを漕いで充電する、充電した電気を家族とシェアする、電池を持ち出し電気で働く楽器や機器を楽しむ。そうした電気とポジティブに向き合うライフスタイルをアシストします。
詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://jp.yamaha.com/news_release/2015/15021601.html