スタジオ・アルバムの発表は2010年の『At the Edge of Time』以来。通算10作目。レコーディングはドイツのグレーフラートにあるTwilight Hall Studioで行われており、プロデューサーにはお馴染みのチャーリー・バウアファイント(Charlie Bauerfeind/(SAXON, HAMMERFALL, HELLOWEEN)を起用しています。レコーディングには、3つの聖歌隊(プラハ、ブダペスト、ボストン)や、それぞれ90人編成の2つのオーケストラも参加しています。
プレスリリースによれば、1995年作『Imaginations From The Other Side』の楽曲「Bright Eyes」「And The Story Ends」にて初めて登場した少年の物語を描いた「SFとファンタジーの間にあるような作品」に仕上がっているとのこと。
以下、メーカーインフォより
ハンズィ・キアシュ(vo)率いる、ドイツが生んだヨーロッパ最大のヘヴィ・メタル・バンド=BLIND GUARDIANが、記念すべき通算10作目を解放する。前作「AT THE EDGE OF TIME」以来、約4年半振り。
■ストーリーは、20年前の傑作の収録曲の続編 95年に発表されたアルバム「IMAGINATIONS FROM THE OTHER SIDE」は、BLIND GUARDIANの代表作。そこに収録された“Bright Eyes"と“And The Story Ends"には、悪に染まらないよう親によって部屋に幽閉された11歳の少年が登場する。現実に対する視点を失って、邪悪に目覚めていく少年。閉ざされた部屋の中にある鏡を見て、少年が自分の変化に気づくが、その変化が良いことなのか悪いことなのか彼には判断がつかない。つまり鏡は、少年にとってもうひとつの世界(外界)への通り道。本作「BEYOND THE RED MIRROR」は、大人になった少年と、その鏡がストーリーの中心となる。
ハンズィは、本作のストーリーについてこう語る。 「ストーリーはSFとファンタジーの狭間にある。その物語は、95年のアルバム『IMAGINATIONS FROM THE OTHER SIDE』から始まる。そこに存在する2つの世界は、以来、さらに悪い方向へと劇的に変わってしまっている。かつては世界と世界の間にはいくつかの通り道があったが、現在はひとつの道として『赤の鏡』(ザ・レッド・ミラー)だけが唯一残っており、それを必ず見つけなければならない」
■制作は信頼する仲間たちと レコーディングに参加したベーシストは、ハンズィがシンガーに専念した97年以来、ライヴでもレコーディングでもバンドを支えるオリヴァー・ホルツワース。本作のプロデューサーは、98年の「NIGHTFALL IN MIDDLE-EARTH」ではエンジニアを務め、2002年の「A NIGHT AT THE OPERA」以来、BLIND GUARDIANの作品のプロデュースを手掛け続けるチャーリー・バウアファイント。同郷のHELLOWEENとの仕事でも有名だ。そして、アートワークを描くのは、長年バンドとコラボレートし続けてきたイラストレーター、フェリペ・マチャド。
<曲目> 01. Ninth Wave 02. Twilight Of The Gods 03. Prophecies 04. At The Edge Of Time 05. Ashes Of Eternity 06. Distant Memories (bonus track on limited editions + vinyl) 07. Holy Grail 08. The Throne 09. Sacred Mind 10. Miracle Machine 11. Grand Parade
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